凩(こがらし)

10月28日、先輩に会うため春日部方面へ出かけた。その日は好天。だが風が冷たかった。帰宅後、関東地方に木枯らし1号が吹いたことがわかった。季節の移り変わりは早い。俳句の季語に「凩(こがらし)」があるが、この漢字は日本で作られた漢字だそうだ。

10月31日、泰日文化倶楽部で「アジア女性のための生け花教室」を開催した。花屋が運んで来た花はいい枝ぶりに欠けていた。思わず文句を言うと、華道講師に注意された。「もの皆、枯れていっています。ですから、枯れた様子を生けるのです」

長い間、生け花を教わっているが、「枯れた枝を生けて、枯れていく風情を醸し出す」という教えに共鳴するものを覚えた。華々しさだけを求めてはいけない。日本の四季とともに「枯れ」を知ること。これこそが広い意味での文化だ。

誕生日のお祝いメッセージ

傘寿に際して、泰日文化倶楽部の元タイ人講師達からお祝いメッセージを頂いた。生徒の皆さんがタイの友人の誕生日に送る時の参考になればと思い、以下に2つばかり列挙する。

สุขสันต์วันเกิตนนะคะ อาจารย์ใช้ชีวิตอย่างสง่างาม ใจดีช่วยเหลือผู้คน ดิฉันชื่นชมอาจารย์มากค่ะ ขอให้อาจารย์มีสุขภาพแข็งแรงอายุยืนยาวทำตามความฝันที่อยากจะทำ มีความสุขมากๆและจิตใจแจ่มใสร่าเริงค่ะ

เนื่องในโอกาสวันเกิดให้อาจารย์โยชิกาวามีสุขภาพแข็งแรงมีความสุขมากๆ และร่ำรวยมากขึ้นๆ นะคะ รักและคิดถึงเสมอ…..

今日の語彙

1.はらはらする(不安で) 2. 発火する

3.開き直る        4. 非番の日

5.封をする        6.不機嫌な

7.平和ぼけ        8.偏見

9.補欠         10.放任主義

11.パッタニー県    12.ピチット県

傘寿

私は今日、傘寿を迎えた。還暦、古稀、喜寿の通過儀礼をパスして、晴れて傘寿のゴールに到達。4回目の成人式だと思えば、これからも前向きになれる。仕事量は自分で塩梅できるので、無理をせず、だが有意義に時間を過ごし、視野を広め思考を深めたい。

1969年10月31日より私はタイ王国大使館に勤務した。これが私とタイの出合いだ。爾来、57年が経過。いまだにタイの仕事にたずさわり、毎日、タイ語と接することができるのはとても幸せである。

いつか終わりは来る。そのための終活は必須となった。タイ語教室の運営のことも気になる。ところが、3日前、昔の生徒さんから復学希望の電話が有った。となると、俄然、意欲がわいてきた。健康第一で、もう数年、頑張ってみよう。

まかない

昨日の授業で、「まかない」という単語が話題になった。現在における主たる意味は、「飲食店の従業員が食べる食事」ということになる。だが、昭和の時代は「下宿/賄い付き」という意味合いが多かった。

さて、「まかない」をタイ語でどう表現するか? 生徒達に考えてもらった。タイ料理店でバイトをしているK子さんが一番早く答えた。何と言っても身近な話題だから….。だが、説明的になり少々長い。するとタイ人講師が「อาหารพนักงาน」と言い放った。

「まかない」の動詞は「まかなう(賄う)」。ネットで検索すると、「賄う」と「補う」の意味は異なるから注意しなさい、と出ていた。なるほど、言われてみればそうだ。タイ語の勉強をしつつ、日本語の動詞にもアンテナを張る。面白いと思うことがこれ勉強なり。

今日の翻訳

第2冊目の本である『ภาษาไทย วันละคำ』(チュラロンコーン大学出版会刊行・พ.ศ.๒๕๓๐)の「เช่าพระ」より出題する。

๑. เช่าพระ หมายถึง การนำเงินไปซึ้อพระเครื่องหรือพระบูชา การขายพระ จะใช้ว่า ให้เช่าพระ

๒. ทั้งนี้เนื่องจากคนไทยถือว่าพระเป็นสิ่งควรเคารพบูชา ไม่สมควรนำมาซื้อขายกันอย่างสินค้าทั่วไป จึงเลี่ยงไปใช้คำว่า เช่า แทน เช่น

๓. พระสมเด็จฯ วัดระฆังองค์นี้ผมเช่ามา ๒๐๐,๐๐๐บาท

๔. พระพุทธชินราชจำลองหน้าตักกว้าง ๙ นื้ว ราคาเช่าองค์ละ๒,๕๐๐บาท

๕. คำว่า เช่าพระ ซึ่งหมายถึงซื้อพระนี้ บางคนเลี่ยงไปใช้คำว่า บูชา แทนก็มี เช่น เหรียญหลวงปู่แหวนรุ่นรวมใจได้ผ่านพิธีพุทธาภิเษกเรียบร้อยแล้ว ขอเชิญบูชาได้ที่วัดดอยแม่ปั๋ง เหรียญละ ๕๐บาท

タイ料理レポート

個人レッスンを受講しているM子さんは、目下、タイへ旅行中。毎日、朝昼晩、タイ料理の写真を私にライン送信してくる。彼女は美味しい店をよく知っているので、写真に写ったタレの濃さや妙味までが伝わって来て、見れば見るほどうらやましくなる。

M子さんのタイ料理に対する気持ちの入れようは今に始まったことではない。知り合ったのは10年前。彼女はタイ料理店でバイトをしていた。その店では朝からタイ料理の弁当を作って販売していたが、すべて彼女がやりこなしていた。

毎年、タイへ行って味の研究に余念がないM子さん。本業は他に持っておられるが、おそらく近い将来、タイ料理店のオーナーになるかも? 今はひたすらタイ料理を食べて、本場の味を彼女の体にしみ込ませようと頑張っている。

ビデオの翻訳

テレビ制作会社からの依頼を受けて、私は30代、よく赤坂へ行った。或る時、タイで撮影した3時間もののドキュメンタリー・ビデオを翻訳してほしいと頼まれた。ビデオを何回も巻き戻して聞かないといけない場面が多く、どんなに頑張っても、所要時間は3倍の9時間がかかると推定。すると、担当者はうまく要点をかいつまんでいいからと言った。だが、要点をつかむには全体の流れをとらえなければならないから、いずれにしてもビデオは全部、見ることになった。

そのテレビ制作会社に行った時、同じ作業部屋で村上龍氏とすれちがった。当時、彼は超売れっ子であったから、私もすぐに気がついた。私は彼を見た。彼も私を見た。ただそれだけ。私が訳した翻訳原稿を読んで、彼が彼なりのコメントをつける。そう思うと気合が入った。

今日のタイ語作文

下記の単語を使って自由作文をしなさい。

๑. โรคไต

๒. ไตอักเสบ

๓. อักเสบเรื้อรัง

๔. รังเกียจ

๕. เกียจคร้าน

王室用語の本

火曜日の生徒さんの一人からタイの王室用語を教えてほしいという要望が出た。今すぐ白板に列挙するようにと言われたが、他の生徒達のことを考えて、私はこう答えた。「来週までお待ちください。王室用語に関する本が有りますから」

薄い冊子にまとめられた本を持っているのを覚えていたので、家の中の本棚をひっくり返しながら探した。だが、みつからなかった。教室に有るかもしれない。そこで昨日、教室の戸棚の中を探しまくった。薄いが故にみつからない。プリントやファイルの中にまぎれこんでいるのかもしれない。

しかし、私はあきらめなかった。そこであきらめるようであれば私はタイ語教師として並みだ。授業後も残って本を入れたケースを開けて探した。すると、一冊の本がケースの中の一番上に鎮座ましましていた。『หลักราชาศัพท์ (ฉบับสมบูรณ์)』(ไพโรชน์ อยู่มณเฑียน著/仏暦2536年刊行)という本だが、とても詳細なる内容である。30年以上前に購入したことをすっかり忘れていた。