本厚木から通学のM氏と子弟関係を結んでもう30年以上になる。彼が家でトランペットを練習していることは聞いていたが、その様子が動画で送られて来た。「2年前に独学でトランペットを始めて少しは吹けるようになりました」という文面付きである。
彼はすでに70歳を過ぎている。ということは「七十の手習い」だ! 練習していると、ご近所さんにも聞こえるが、東京と違い、そんなにうるさく言われることもないみたい。親御さんの介護のために早期退職をしたが、それも終わった。あとは自由な時間がたっぷり。
M氏の素晴らしいところはコンサートをよく聞きに行っていることである。彼の口からサックス奏者の渡辺貞夫さん(93歳)の様子が聞かされると、私まで鼓舞される。M氏のトランペット道はまだまだ先が長い。あと20年、継続して練習すれば、きっと楽しい90歳代が待っているであろう。
