タイ人は、「おじさん」と「おじいさん」、「おばさん」と「おばあさん」の発音が不得手である。「病院」が「美容院」、「京子さん」が「清子さん」になる。短母音・長母音、拗音(きゃ、きゅ、きょ)や促音(詰まる音のッ)が難しい。
今朝、深夜放送を聞いていたら、日本語がペラペラの欧米人がインタビューに答えていた。その中で「悲しみにくれている父親が自分の作品を見てお笑いした」と言ったので、私は「えっ?」と思った。すぐに「ああ、大笑いした」と言いたかったということに気づいた。
タイ語の固有名詞やタイ人の名前をカタカナ表記する際、タイ語の長母音をそのまま書くとするならば、多音節が続く場合はものすごく間延びしてしまう。とはいえ、短母音にしてしまうと、元のタイ語に戻すことができない。発音や表記にこだわっていると、頭が痛くなるから、正しい発音を知った上で、あとは妥協せざるを得ない。
