哲学する若者達

先日、茶道仲間と稽古帰りに、都電荒川線(さくらトラム)の鬼子母神駅そばの喫茶店に寄った。我々はそこのマスターと親しい。よって、何時間、座っていようと平気。結局、3時間も喋ってしまった。宇治金時に使われている抹茶は京都の老舗の一級品であった。

マスターが言った。「今晩、ニーチェの会が有るんだ。もうすぐ10人位の若者が来るよ」、と。マスターが建てた3階建ての店は、聞くところによると、夏目漱石の祖父の土地だったそうだ。大学で江藤淳氏に師事して夏目漱石を研究したマスター。そんじょそこらの70歳代ではない。

3階は沈黙の部屋と聞いていたが、そこで哲学もする。 スマホ世代において、哲学論議をやる若者がいるとは、なんとすばらしい話であることか! 実際にやって来た彼らを見ると、男女比は半々。彼らの中に入って、マスターがどのような舵取りをするのか見てみたかった。