おにぎりとイタリア人観光客

一昨日の夜、最終のバスに乗るため駅前のバス停に行くと、一人の欧米人がイスに座っていた。バスが来るまでまだ5分ほど待たなければならなかったので、私は彼の横に座った。彼はおにぎりを2個持っており、そのうちの1個を開けようとして格闘している。おにぎりがつぶれそうであった。

見るに見かねた私は、ビニール包装の開け方を教えてあげた。①を引っ張っているところまでは彼もやっていたが、①のビニールの先をぐぐっと引っ張り下ろすところまではやっていなかった。次に、②の番号である三角形の底辺の先を持って左右に同時に引っ張るように言って、おにぎりの本体を出させた。

彼はイタリア人観光客であった。。おにぎり包装に於ける日本人の小さな技術に彼は目をくるくるさせていた。私自身も彼に教えてあげながら、日本人の知恵と工夫がなんと素晴らしいことかと、あらためて思い知らされた。