昨日の昼すぎ、家の近くのバス停に立っていると、私の前に並んでいる若い女性二人が日本語で会話をしながらスマホで道を探していた。一人はインド系。もう一人は日本人っぽい。だが、日本語の抑揚が少しだけ変であった。
私は横から助け舟を出した。そしてついでに二人の出身国を尋ねると、ネパール人とモンゴル人であった。彼女達はこの4月に都電荒川線の学習院下駅近くに在るビジネススクールに入学したばかりだそうだ。ネパール人が自分のアパートへ帰る方向を見失ったことがわかった。
モンゴルからの女子留学生は私の質問に対して、おだやかに、だが自信を持ってこう答えた。「ビジネススクールを卒業したら、まあ5年くらいは日本で働きます。そしてモンゴルに帰って自分の会社をつくりビジネスします」 夢があっていいなあと、60歳ほど年上の私は彼女の将来を羨望した。
