整体師

去年の今頃、筋力の低下のため歩行が困難になった。そこで整体医院にかけこみ、非常に丁寧な治療を受け、無事にバンコクへも行けた。
それからというもの、マッサージをすることに決めた。幸いにも、泰日文化倶楽部の生徒さんが下落合で整体医院をやっておられるので、月に2回の割合で通っている。
これまでに中国人整体師5名からマッサージをしてもらったが、それぞれに推すツボが違っていて面白い。「今日はどこが痛いですか?」と聞かれても、答えようがない。おまかせするしかない。自分の身体のどこが凝っているか説明するのは難しいものだ。
間隔をあけて行くと、整体師に迷惑をかけることがわかった。凝っていても、凝っていなくても、定期的に通うことにより、体がほぐされていくのであろう。
タイ語の勉強も然り。出来ても出来なくても、必ず教室に通うということが大切である。タイ語は独学が困難な言語であるから。

タイ人 と スリッパ

タイ人の家庭では室内でスリッパをはく習慣がほとんどない。したがって、泰日文化倶楽部にタイ語を教えに来ている講師達もスリッパには慣れていないようだ。
教室に入って来た時は履くが、授業中、机の下では脱いでしまっている。そして、そのスリッパがどこかに飛んでしまい、それを忘れたまま、帰る場合が多い。
最近、やって来た太陽君から、次のよいな質問を受けた。「トイレの中で、どうしてスリッパをはかなければならないの?」
私は手短に、こう答えた。「おしっこがかかると汚いからよ」
タイ人に日本人が有する清潔感を教えるのはむずかしい。清浄な場所と不浄な場所を分けることを説明するのも面倒だ。トイレ用の絵がついたスリッパを置いていても、彼らは室内用のスリッパといっしょくたにしてしまう。
さらにいくら注意してもなおらないのはスリッパの脱ぎ方である。次にトイレに入る人のことを考えて、きちんとそろえて脱ぐということが、なかなか徹底しない。習慣が無い人達に日本人の習慣を教えるのはむずかしい。

タップダンス

先日、教え子のソウル歌手のコンサートに行った時、友情出演していた3人の若いタップダンサーの踊りに魅せられた。私のような世代にとっては、タップダンスにまつわるイメージはそうそう明るいものではないが、若者が踊るととても楽しい。お金が有れば、彼らを泰日文化倶楽部に招いて踊ってもらいたいくらいだ。
タップダンスのリズム感はタイ語にも通じる。声調言語のタイ語はただ辞書を引いて目で勉強するというのは効を奏しない。タイ語は、「体語」だ! そのように、初心者に向かっていう私。だが、生徒の皆さんは体も頭も固い。
高田馬場1丁目にタップダンスの教室が有る。泰日文化倶楽部に来る前に、そこで少しリズム感をつけてきてはいかがかしら?

ブログは今日から12年目に!

2002年5月19日からブログを書き始めた。最初の題は、「タイ・フェスティバル」。以来11年間、海外旅行中は除くが、毎日、元気にブログを書いてきた。したがって、今日から12年目に入る。