今日の宿題

次はタイ語で書かれた一口話である。さあ、訳してみよう!

1. เรื่องนี้เป็นเรื่องจริง โปรดอ่านให้จบ แต่ถ้าจิตไม่แข็ง อย่าเสี่ยงครับ
แล้วถ้าตกอยู่ในสถานการณ์แบบนี้ อย่าทำตามเด็ดขาด

2. มีเด็กคนหนึ่ง รักการอ่านหนังสือมากๆจนเรียกได้ว่าอภิมหาหนอนหนังสือ
เค้าชอบไปนั่งอ่านที่ร้านขายหนังสือแห่งหนึ่ง อ่านทุกวัน วันละเล่มสองเล่ม
มาบ่อยจนเจ้าของร้านยอมปล่อย เพราะอยากให้เด็กได้อ่านหนังสือ

3. อ่านไปอ่านมา หนังสือในร้านหมดเพราะอ่านจบครบทุกเล่ม
เลยไปคะยั้นคะยอเจ้าของร้านว่า “มีหนังสืออีกมั้ยครับ”
เจ้าของก็บอก “ไม่มีแล้วไอ้หนู เจ้าอ่านจนหมดร้านแล้ว”

 後半は明日のお楽しみ!

点想

 昨日、茶道教室に参加した。茶道講師が用意した棗は輪島塗。黒地に金色や白色の小さな丸が散りばめられている。蛍に見立てようと思えば蛍に見える。
「七夕が近いので、天の川に流れる星だと想ってください。冬だと雪、春だと桜であると想いましょう。こういうのを<点想>と言います」と講師。
 長らく生きて来たけれど、<点想>という言葉を聞いたのは初めて。新しい表現を知って、とても新鮮な気持ちになった。
 <想>という漢字は、思想、発想、瞑想、想像、想定、想起、等々有るが、さらに点想が加わった。
 茶道具は高い。四季に合わせた茶碗や棗を買い揃えるには、福沢諭吉さんが何人いても足りない。しかし、発想を変えれば有効利用ができる。さらには、発想力が次から次へと伸びていく。
 

津軽弁

12年7ヶ月もの間、それはそれは誠実に仕事をされたマンション管理員のSさんが定年を迎えて、7月2日、彼の故郷である津軽へお帰りになってしまわれた。
 Sさんからはいつもリンゴのプレゼントが有った。津軽のリンゴが入った段ボール箱は捨てずに全て取ってある。そして、彼の実直な態度を通して私は青森県に関心を持った。
 そんなところに、約4年前、青森県警から通訳要請を受けて、私は嬉々として青森へ行った。昨年10月も青森市まで通訳に行ったので、津軽鉄道にも乗ってみたりした。
 Sさんと話していて一つ困ったことがあった。それは彼が話す津軽弁がわからなかったことだ、特に、マンションの仲間と一緒に呑んでいる時、彼が自然体で喋り始めると、「え???」となった。
 3年前に弘前の古書店で津軽弁に関する本を買ってある。今度、津軽へ行くまでに、目を通しておかなければ…..。

石庭

昨日、仕事で西新宿へ行った。そこで野村ビル地下に在るタイ料理店でランチをと思って行ってみたら休業中であった。仕方なく地下通路を歩いていると、2坪ほどの石庭が目にとまった。一般的に言えば、コンクリートの建物の中にはグリーンが欲しいところだが、手入れが大変。石庭ならそこの建物が存在する限り、いつまでも静かに在り続けることができる。
 石庭と言えば、龍安寺の石庭が有名だ。行ったことがあるが、人が多すぎてじっくりと味わうことができなかった。最晩年になってもう一度行けば、何かが感得できるのかもしれないが……。
 先日、広島在住の友人が石庭を造ったと言って写真を送信して来た。やはり2坪ほどの面積とおぼしい。一人静かに向き合うにはちょうどよい。波紋に目を落としながら枯山水を味わう…..。なんとまあ贅沢な時間であろうか。

パックチーに関する格言

先日の火曜日、生徒さんが自家栽培のパックチー(ผักชี)を教室に持って来られ、級友達におすそ分けされた。皆さん、大喜び。
 そして、その日の夕食にカオマンガイ(ข้าวมันไก่)を作られた生徒さんが写真でご報告。他の生徒さん2名も、日を変えて、ソムタム(ส้มตำ)やシンガポールチキンライスを写真で披露。皆さん、タイ語よりもタイ料理に対する反応のほうが実に早い!
 私は卵焼きの中に入れたが、いつもと違う卵焼きになって、それはそれで大いに楽しめた。
 ところで、パックチーと言えば、すぐに「ผักชีโรยหน้า」という格言が頭に浮かぶ。「料理の上にパックチーをふりかける」とは、「表面だけをとりつくろう」とか「見せかけの善」を意味し、そうならないように注意を喚起している。
 数年前から東京にはパックチー料理専門店までできているが、果たして今も繁盛しているのであろうか? 店主に言いたい。「是非とも国会内の食堂に出店しなさい」、と。

今日の宿題

タイ語作文

1.7月1日からレジ袋が有料化になった。

2.環境問題はまだまだ他にもたくさん有る。

3.昨日の感染者は東京で67人、全国で126人であったと発表された。

4.感染防止のエチケットとして、京都の扇子店が扇子の使用を提案した。

5.マスクをはずした時、代わりに扇子を使うのはいい考えである。

6.扇子であおいで涼をとることもできるから、一石二鳥だ。

向田邦子と3匹の猫

直木賞作家である向田邦子(1929-1981)は、1981年8月22日、台湾で飛行機事故に遭い、51歳で亡くなってしまった。当時の衝撃は今でも覚えている。彼女の文才は雲の上の人。
 彼女を特集した雑誌の中には愛猫がたくさん写っているが、あらためて彼女の猫歴を調べてみると、最初の猫はシャム猫のメス。そして、次にバンコクで見つけた猫2匹。名前はチッキイ夫人とマミオ伯爵。
 マミオ伯爵(コラット種)はタイ語名は「マハシャイ・マミオ」。มหาชัย(マハーシャイ=大勝利)である。
 シャム猫といい、あるいは、タイで見つけた猫といい、彼女の猫歴にはタイが深く関わっていることがわかった。
 シャム猫を愛せば文才が冴えるかしら? 私もバンコクへ行って、シャム猫を探したい。

緊張の半年間

今日で2020年の前半が終わる。1月、コロナの話がマスコミに出始めたかと思ったら、2月はコロナの感染者が続出した豪華客船の話題でもちきり。2月の後半からは教室にも緊張感が走った。3月になると、都知事のロックダウン(都市封鎖)などという言葉が鮮烈に響いた。それ以来、いろいろな造語に振り回された。
 4月と5月は東京都の協力要請に従って休塾。社会人になってから初めての長期休暇をどう過ごそうかと思案にくれた。だが、慣れてしまえば、ベランダでの体操と日光浴が心地よかった。
 6月1日から授業再開。そして、無事に1ヶ月が終わろうとしている。終ってしまえば、ごく普通の時間が流れたと思う。生徒達も8割強、戻って来てくださった。
 再び、東京都は感染者の増加であやしくなって来た。明日からの2020年後半はいかに…….?

弘前れんが倉庫美術館 

今日の宿題:

1. 昨日、NHKの番組「日曜美術館」で、弘前れんが倉庫美術館が紹介された。

2.「商売はダメになっても、レンガの建物は残る」という酒造会社の社長の考えで建てられた100年前の倉庫が美術館に生まれ変わった。

3. 驚いたことは、その美術館に飾られている弘前の昔の人々を描いた絵がインド系タイ人によるものであったことだ。

4. その画家は、コミュニティに根ざした絵をテーマにして描く画家だそうだ。

5. まるで日本人が描いたと思われる絵の前で、弘前の人々はそれはそれは喜んでいた。

5ヶ月ぶりの生け花クラス

昨日、生け花クラスが再開された。前回は1月18日に実施されているから、5ヶ月ぶりということになる。参加者は私を含めて5名。いつものメンバーである。ただ残念なことは、ご主人の転勤で神戸へ行ってしまわれた仲間とは会えなくなってしまった。
 華道講師は横須賀からお見えになられる。ずっと電車には乗っておられなかったとのこと。もうすぐ103歳のお母様がおられ、遠出はなかなか難しいのに、月に1回くらいなら東京に出てもかまわないということで指導に来ていただいている。
 枝を切る鋏の音が心地よかった。みんながそれぞれの花を生けると、教室には華やかさが生まれた。素人集団なのに、いずれも皆、芸術家になったような気分が……。先生がほんの少しだけ枝や花の角度を変えるだけで、作品が見違えるように変わる。
 オンライン授業もいいけれど、先生と生徒がすぐそばにいて、成果をともに喜びあう場面は何と言っても教室だ。