東南アジアを襲った洪水被害は計り知れない。タイ南部の犠牲者や被災者に心よりお悔みとお見舞いを申し上げたい。以下のタイ南部の諸県を辞書を見ないで書いてみよう。カタカナ表記には限界が有るから、それを承知おき願いたい。
1. プーケット県 2.パンガー県
3.ナラーティワート県 4.ヤラー県
5.パッタニー県 6.サトゥン県
7.パッタルン県 8.トラン県
9.ナコンシータマラート県 10.クラビー県
11.チュムポーン県 12.スラーターニー県
東南アジアを襲った洪水被害は計り知れない。タイ南部の犠牲者や被災者に心よりお悔みとお見舞いを申し上げたい。以下のタイ南部の諸県を辞書を見ないで書いてみよう。カタカナ表記には限界が有るから、それを承知おき願いたい。
1. プーケット県 2.パンガー県
3.ナラーティワート県 4.ヤラー県
5.パッタニー県 6.サトゥン県
7.パッタルン県 8.トラン県
9.ナコンシータマラート県 10.クラビー県
11.チュムポーン県 12.スラーターニー県
今日から師走。これから年末にかけて毎日がカウントダウンだ。もう昔のようには走れない。亀の如くの歩みでいいと悟った時から気がらくになった。バンコクの喧騒の中でも慌てず騒がず。タイ人に合わせてタイ人っぽく振舞うと、よりタイが面白くなった。
タイ旅行の2週間前頃から不思議なことが有り、タイ旅行中も、そして帰国してからも続いている。それは数十年、会っていない人達が私を訪ねて来たり、電話をかけて来たりすることだ。旅行中に、30年前の生徒さんが泰日文化倶楽部にやって来られ、名刺を置いて行かれた。その名刺を写したものをタイ人講師がLINEで送信してくれたが、私は彼をすぐに思い出すことができた。
私はもう走れない。脚力不足だから。だが、私を思い出した元生徒達が会いに来てくれる。一緒に会食すると、昔の話が突然、鮮明に浮かんだ。私も覚えているが、彼らもよく覚えているではないか! 教師冥利に尽きる。
バンコクから帰京して9日が経つが、いまだに興奮がさめやらない。今回、宿泊したホテルはバンコクでももっとも賑やかなラーチャプラソン交差点近くに在ったから、車と人の往来の激しさに圧倒された。エラワン祠をはじめとして、いろいろな神様が周辺に鎮座されてパワースポットになっているだけあって、不思議な空気感を覚えた。
滞在中に偶然ではあるが、1970年代からバンコクで働いていた日本人が撮影したラーチャプラソン交差点周辺の写真を、写真整理しているという息子さんからのLine送信で見ることができた。半世紀前の写真はセピア色。エラワンの神様ももちろんセピア色。だが、神様は神様だ。今日まで堂々として人々を見守っている。そして、これからも……。
ホテルはとても古かった。以前も泊まったことがあるが、もはや時代遅れの感がした。だが、それが良かった。何でもかんでも新しくなってしまったら面白くない。ラーチャダムリ道路をはさんで向かい側にあるCentral Worldの外壁の電飾がけたたましいだけに、ホテルの中の静けさにほっとすることしばしば。明と暗、動と静。一日でそれら両方を体験した。
『ประวัติพระสาวา เล่ม๑』(พระอานนท์他2名著/タイ文部省発行 พ.ศ.๒๕๒๖)の序文から出題する。
๑. พระพุทธศาสนาเป็นศาสนาประจำชาติไทยมาช้านาน
๒. มีส่วนช่วยให้สังคมไทยอยู่ได้อย่างสันติสุข ช่วยสร้างเสริมคุณธรรม จริยธรรม ตลอดจนวัฒนธรรมไทยมาตลอด
๓. กระทรวงศึกษาธิการได้ตระหนักถึงความสำคัญของพระพุทธศาสนา และเห็นควรส่งเสริมให้นักเรียนตลอดจนเยาวชนได้ยึดมั่นปฏิบัติตามหลักธรรมโดยสม่ำเสมอ
๔. จึงได้มอบหมายให้กรมวิชาการจัดทำหนังสือเสริมประสบการณ์ขึ้น
๕. ในการจัดทำหนังสือดังกล่าว กรมวิชาการได้ขออนุมัติกระทรวงศึกษาธิการแต่งตั้งคณะกรรมการจัดทำหนังสือส่งเสริมการอ่าน
チャトチャックへ行った時、骨董館入り口手前の屋台を見るとココナッツがごろごろ並べられていた。よく冷えているココナッツの頭を鉈で叩き割ってもらいストローで吸った。水分をたっぷりと補給すると疲れが吹っ飛んだ。プラスチックのスプーンだったから、白い果肉が掻き出せなかったのが残念。しかし、タイに来ればやはりココナッツだ。野性味があっていい。
ワット・アルンを出ようとすると、サトウキビ・ジュース売りのおじさんが待ち構えていた。細身のプラスチック瓶に入ったサトウキビ・ジュース。甘い。だが懐かしい甘さだ。聞くところによると、最近、サトウキビの生産が減少しているとのこと。由々しき問題だ。
アイコンサイアム中のおしゃれな茶店では恋人同士がくつろいでいる。その茶店はミシュランの星を獲得していると聞いた。テークアウト用の容器も立派。飲み終わったらすぐに捨てるのに、ああ、もったいない。プラスチックの山がそこかしこに出来そうだ。
私は言いたい。ココナッツやサトウキビのジュースが道端から消えないでほしい。それらが古き良きタイを引き継いでいるからだ。ミシュランになんか負けるな。
80歳近くなると、あと何回、タイへ行く機会が有るかという不安が頭をよぎる。今回の8年ぶりのバンコク旅行は自分の体力と気力がどのくらい残っているかを把握する旅でもあった。結論から言うと、タイはまだまだ私を歓迎してくれる。そう確信した。
タイの魅力は尽きないが、高齢者になると美味しいものが一番だ。日本の伊勢海老に類似した大きな頭の海老が入ったトムヤムクンはスープの味が抜群。辛さをおさえてもらったので、タイ料理というよりは、フランス料理かと錯覚しそうであった。
アイコンサイアムへ行った時、元タイ人講師がドリアン・ケーキを1個だけ買って来た。それを旅の仲間3名でシェアした。というのは、1個=170バーツ(825円相当)もしたからだ。パッタイが出てくる間、ドリアン・ケーキを一匙、口に含むと、とろけるように食道を下っていった。
1.タイ語を学習している人は、特別な用事が無くても、少なくとも一年に一度はタイへ旅行したほうがよい。
2.スワンナプーム空港に着いた時点で、タイに入国したという嬉しさがこみ上げてくる。
3.空港からホテルまでの高速道路沿いの景色や街中の変貌ぶりを見るのは実に楽しい。
4.タクシーの運転手とタイ語で会話をすることで、自分のタイ語がどのくらい通じるか、まずはウオーミングアップをすることもいいことだ。
1.11月下旬 2.12月上旬
3.年末ジャンボ宝くじ 4.冬支度
5.クリスマスケーキ 6.飾り付け
7.手帳 8.カレンダー
9.年賀状 10.忘年会
11. 大晦日 12.除夜の鐘
今回のバンコク旅行を決めたのは9月であった。したがって、元王妃の御逝去に関しては全く想定していなかった。だが、10月24日の訃報に接して以来、バンコクに行った折には是非とも王宮へ行って記帳をしたいという思いでいっぱいであった。何故ならば、2016年10月13日にラーマ9世が崩御された時、その4日後にはバンコクへ飛び、そして、王宮でタイ人に交じって記帳したからである。
私が翻訳した『王朝四代記』(ククリット・プラモート著 全5巻)は、ラーマ5世時代から始まり、ラーマ9世の時代が始まる1946年で終わっている。ラーマ9世の王妃であるシリキット王妃が御逝去されたことで、タイのひとつの時代が終わり、新たなる時代がすでに進んでいることを、今回の8年ぶりのバンコク旅行でしかと見届けることができた。
元王妃の御棺が安置されている宮殿に近い回廊まで来た時、ピシッと糊のきいた白い帽子と制服の看護師3名が小さなプラスチック容器を皆に配った。容器には、「กองแพทย์หลวง / พิมเสนน้ำ พระราชทาน」と書いてあった。「王室医務局 / メンソール入り液体吸入剤 下賜する」という意味である。「長時間、よく頑張りました! この気付け薬で気分一新してくださいね」という配慮がタイらしかった。
いよいよ最後の待機所まで案内されると、「靴を脱ぎなさい。荷物はイスの上に置いておくこと」という指示を受けた。そして、いよいよ御棺の間へと導かれた。「平伏の姿勢を取りなさい」という指示が2回有ったので、皆は2回、体を床につけてひれ伏した。黄金の間に安置された元王妃の御棺とお別れをすると、出口には僧侶が4名、高座に座って読経を唱えていた。その読経はさわやかな風とともに、宮殿の外へとなびき、穏やかな時間が流れていた。