喉を鍛えよう

 私はラジオを聞かないから、今日の話はテレビに出て来る人達に限られるが、民放の女性アナウンサーやレポーター、そして、天気予報の女性達の中には話し方においてトーンが高すぎる人が多い。非常に耳障りだ。

 しかしながら、最近、聞きづらいと思うのは、高齢者の域に入りつつある男性の声である。喉につまったような声は聞いていて疲れる。ニュースのコメンテーターや解説者の中にも発声が悪い人達が多い。失礼を承知で言わせてもらうと、分科会の尾身会長の声もすんなりと聞こえてこない。

 以前、「横隔膜をふるわせて発声しましょう」と書いたことがあるが、今日は「喉を鍛えよう」と提案したい。風邪をひいて体調をくずせば発声が苦しい。声がかすれる。その時の状態を思い浮かべれば、喉元や首筋の筋肉が突っ張ってかたくなっているのは明白。ジムへ通って体力向上を目指すのも大切だが、日頃から喉を鍛えて発声の訓練も必要である。

羊羹

 お世話になっている数名の方達に、お中元として虎屋の羊羹をお贈りした。すると、一人の方(30代)からお礼の言葉がラインで来た。「嬉しいです。それにしても、羊羹の羹という漢字は難しいですね」 そこで私もネットでチェック。拡大してしっかりと見ると、なるほど、難しそう。だが書くことはないから、まあいいか。

 いや、それはいかん。時間がたっぷりとあるのだから、漢字の勉強だと思って、「羹」の字と対峙することにした。さらに意味も探索。「羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く」という格言がすぐにヒット。

 「羹」は熱いスープ。それが羊羹にまで使われるようになった理由はネットに書いていあるからここでは書き写さないことにする。いずれにせよ、ステイホーム中だから、画数の多い漢字を拡大しながら見て遊ぶことは頭の体操になってよい。

今日の作文

どんな表現でも、すらすらと書けるようにしよう。

1.末っ子は文章を書くよりも絵を描くほうが得意だ。

2.人材を欠くと、その会社の発展は見込めない。

3.礼を欠くと、人柄が疑われる。

4.おできを掻くと、そこから黴菌が入る。

5.汗をかくと、ハンカチですぐに拭く。

6.女性があぐらをかくと、変な眼で見られる。

7.恥をかくと、その後、自信喪失におちいる場合が多い。

格言に強い生徒さん

 昨日、「タイ語中級 火曜日13:00」のクラスで、禿げ頭(หัวล้าน)という単語が出た。一人の生徒が「ล้านという意味は百万。何故、禿げという意味を有するのか実に不思議だ」と言った。それはそうだろう。百万と禿げには相関関係が無いから。だが、タイ語には同文字による同音異義語がたくさん有る。

 一方、禿げ頭という単語を聞いたもう一人の生徒さんはタイの格言に強い方なので、すかさず反応し、「หัวล้านได้หวี」(直訳=禿げ頭が櫛を得た)と言った。すばらしい。何故ならば彼の頭にはタイ語の音感が入っているからである。

 この「หัวล้านได้หวี」にはさらに続きが有り、「ตาบอดได้แว่น 盲人が眼鏡を得た)と続く。言わんとすることはお分かりであろうから、ここでは敢えて訳を書かない。何故ならば、現代においては大っぴらに使ってはいけない単語が入っているからだ。

กิ๊ก先生からワクチン接種写真

 4年前にタイへ帰られたกิ๊ก先生から久々にラインが来た。「先生~ お久しぶり。先週、中国製ワクチンを接種しました。とっても怖かったです(泣)」 接種時の写真は、確かに神妙そうな彼女の顔をはっきりと映し出していた。

 私は彼女の気持ちを察して、サクランボの可愛い写真を送った。すると、「私が焼いたクッキーです」と言って、彼女も可愛い写真ですかさず応答して来た。それを見て、彼女の愛くるしさは変わっていないと思い、一安心。

 กิ๊ก先生はわずか1年しか日本にいらっしゃらなかったが、日本語に対する勘は抜群であった。タイへ帰国後も私に連絡して来る時はすべて日本語で書かれている。それを見て、彼女の日本語力が落ちていないことを確認。彼女自身が相当に努力していることがよくわかる。

今日の翻訳

 タイ人Aさんと、日本人Bさんとの会話を訳し、自然な会話表現を再確認してみてください。(出典:『日本語中級Ⅱ』(โดยสมาคมส่งเสริมเทคโนโลยี่ไทย-ญี่ปุ่น)

A. ดิฉันได้ยินชื่ออาจารย์มามากเลยค่ะ

B. รู้สึกเป็นเกียรติอย่างยิ่ง

A. คราวนี้อาจารย์ทำธุระอะไรที่กรุงเทพฯคะ

B. มางานโครงการเกี่ยวกับเรื่องผังเมือง เมื่อเดือนมีนาคม เกษียณจากมหาวิทยาลัย แต่กลับปรากฎว่ามีงานที่ต่างประเทศเพื่มมากขึ้น

A. ดิฉันไม่ทราบอยู่เลยค่ะนี่

B. จะพักอยู่ที่โรงแรมนี้อีกประมาณ ๓สัปดาห์ ไว้ทานข้าวด้วยกันซินะ

タイ語上級クラス

 昨日、「タイ語上級クラス」に一人の男性が見学に見えた。そして、授業後、すぐに入会手続きを取られた。決断が早い。そういう方は好きだ。

 彼は尋ねた。「事務室はないのですか?」 私は即答した。「有りません。事務員もいません。私は校長でもあり、事務員でもあり、掃除をする用務員でもあります。経費を切り詰めて、授業料を安くしています」

 「タイ語上級」クラスのメンバーは新しい生徒さんをすぐに歓迎した。約30年近くやっているこの上級クラスはもはや永遠のクラスの域に達している。それもこれも有能なイー先生のご尽力によるものであり、かつ、生徒達の粘りによって支えられているのである。

ヤラセ会見

 Y!ニュースの見出しで、<菅首相「ヤラセ会見」疑惑 挙手していない記者が指名される″珍事″の目撃証言>というのを見て、それに対するコメントが延々と紹介されていたので読んでみた。そして、一般的日本人の菅首相記者会見に感じる不満に私も全面的に同感だ。

 菅首相の記者会見を私は期待しないで見る。どこを向いているかわからない目つきを見たくないから、画面はもう見ない。その代わり、彼の滑舌の悪い日本語にいやいや耳を傾むけ、果たしてきちんと答弁しているかをチェックする。「まだ答えてくれていませんが…」と質問した某記者が促すと、新しい女性報道官が「再度の質問はおやめください」と遮った。その時点で、過剰接待を役得としていた前女性報道官と似たり寄ったりだと思った。

 ヤラセ会見はこれからも繰り返される。コメントには「茶番だ」とも書かれていた。「カカシだ」とも書かれていた。記者会見の中継を見ていた小学生が、「この人、先生に叱られないの?」と父親に言ったそうだ。何故ならば、答弁にならない答弁を繰り返しているから。

 

今日の作文

 東京の梅雨明けは7月19日頃だそうだ。あと10日は梅雨空を我慢しなければならない。さあ、いつものようにタイ語と英語で書いてみよう。

1.あなたにとって、気分転換の方法は何ですか?

2.近所の神社まで散歩して行き、静寂な雰囲気のもと、大木を根本から見上げることです。

3.切手博物館へ行き、ジャンルごとによくまとめられた世界の切手を何種類も見ることです。

4.おつまみを作り、夕方、自宅で一人酒を愉しむことです。

5.使い古したタオルを、ミシンではなく手縫いをし、雑巾を何枚もつくることです。

政治家の仮病

 タイ語で「仮病を使う」は、แกล้งป่วยという。แกล้ง(振りをする)+ ป่วย(病む)の2つの単語を並べればよい。念のために辞書で調べてみると、面白い表現が書かれてあった。

 それは、政治家が常套手段で使う仮病についてである。政治家の仮病は、ป่วยการเมืองと言うそうだ。ป่วย(病む)+ การเมือง(政治)から構成されている。学校や会社へ行くのが嫌で仮病を使う場合、ป่วยการเรียนとか、ป่วยการทำงานとは言わない。ลาป่วย(病欠)で十分である。

 いずれにせよ、どこの国の政治家も汚い。政治家に関係する悪事の表現を集めれば、それはそれで立派なミニ辞書ができることであろう。