茨城県常総市の被害の様子をニュースで見て、これは尋常ではないと思った。ニュースでは、栃木県や茨城県の地名を次から次に列挙しながら避難指示を促しているが、地名の読み方が部外者にとっては難しいところがいくつも有った。
たとえば、鬼怒川の近くにある五十里。<イカリ>と読むことを初めて知った。ネットで調べてみると、同じような地名が全国にいくつもあるようだ。
なお、五十里と書いて、その読み方は幾通りもあるとのこと。①いかり、②いかさと ③いがり ④いさと ⑤いそさと ⑥いそり ⑦いとざと ⑧ごじゅうり ⑨ごとざと、等。
今から40年前、日本語から英語に翻訳している時、「百里」という地名が出てきた。その頃はネットが無かったから調べようがなかった。そこで、<モモサト>と訳してしまった。
しかし、単純に<ヒャクリ>と読めばよかった。現在の茨城空港が在る周辺の場所である。