昨晩、上智大学の「2014年度講師懇親会」というパーティーに参加した。旧知の講師は、韓国語、インドネシア語、そして、ポルトガル語の先生だ。
事務局の方から、「40年間、開講してきたカウンセリング講座が終わります」という報告を聞いて驚いた。人気のある評判の講座であったのに…。時間の余裕ができれば受講したいと思っていただけに残念。
諸般の事情の一つとして、今やあちらこちらでカルチャー講座が開講されているため、一定人数が集まらなくなったらしい。
上智大学でカウンセリング講座を受講された方は、過去40年間で1万人を超えているそうである。毎日、想定外の痛ましいニュースが飛び込んでくるので、事件の関係者はどんな気持ちで過ごしているのかと思う。そして、被災者達の心のうちは? 身近に相談できる人がいれば立ち直れることができる。我々一人一人が心のケアの処し方を知っていればどんなに有益なことか。
カウンセリング講座を担当されておられる講師がご挨拶をなさったが、おだやかな紳士であられた。