パイナップル vs 玉ねぎ

我が家には和食器も洋食器も有るが、夏になると、タイの食器であるパイナップル模様の皿や小鉢を使いたくなる。これにタイ料理を盛ると、まさしくタイにいる気分になれる。しかし私はあえて冷奴を入れ、目からも涼をとっている。パイナップル模様の皿類は合羽橋で買った。以前、泰日文化倶楽部でもたまにタイ料理教室をやっており、雰囲気を出すために用意した。
 一方、私はマイセンのブルーオニオン皿も愛用している。何故、玉ねぎなんだろうと思って、マイセン陶器の歴史を調べると、1739年に中国からマイセンにもたらされた皿に柘榴(ざくろ)が描かれてあったのに、欧州人になじめるようにするため、いつのまにか玉ねぎ模様になったというのが一説だそうだ。
 陶器は英語で「china」というだけあって、中国陶器のヨーロッパに対する影響は絶大なものが有る。それがまた欧州の意匠をこらしてアジアに舞い戻って来たところが面白い。
 最後に単語チェック。次なる単語をタイ語で書きなさい。1)陶器 2)パイナップル 3)玉ねぎ 4)柘榴 5)欧州人 6)影響 7)雰囲気 8)模様 9)倶楽部 10)歴史