先週、泰日文化倶楽部の元講師からラインで一枚の写真が送られて来た。そして、次なる文面が添えられていた。
「เมื่อวานไปถ่ายควายวิ่งแข่งกันสนุกมาก วิ่งเร็วพอๆกับม้าเลยค่ะ」(昨日、水牛が走る競争写真を撮りに行ったけど、とても面白かった。まるで馬と同じくらいの速さで走ったわよ。) このタイ語の文章は、臨場感にあふれ、とても生き生きとしている。それでいて、要点をきちんと伝えているからすばらしい。
水牛といえば、<愚鈍>の代名詞の如く扱われているが、水牛も走る時は走るんだ。昔のタイは、田んぼ+水牛の光景が至るところに見られた。そして、仕事を終えた水牛が運河の中に体を沈め、耳だけぴょこぴょこ動かしていた風景が有った。しかし、工業化とともにその風景は遠くに追いやられている。
ところが、どっこい。水牛はいた! 元講師が何県へ行ったのか明記していないのが残念。地方のどこかの水牛競争。地元民と水牛が一体となって、周囲の人を愉しませていた。