今朝5時半過ぎのNHKニュースで次なる話題が報じられた。愛媛県の山あいの過疎地において、よろず屋の奥さんがタバコの自販機を再利用して、丁寧に折った折り紙の作品を1個10円で販売したところ、子供が喜んでいる、という話である。よろず屋の向かえの家のおばあさんが「タバコの自販機の電気が消えてさびしい」と言うのを聞いて、奥さんもそれに同意。子供がはしゃぐ声を聞くだけで嬉しいそうだ。
東京は光だらけ。騒音だらけ。人、人、人。そして、そこかしこに自販機が有る。無機質な都会だ。外国人客向けに、いろいろなグッズも自販機で買えるようになっている。なんでもポンポン買えるから、喜びの感覚が鈍化してきているような気がしてならない。
自販機から落ちて来る物を待つのではなくて、自販機に入れるアイディアが浮かぶといいなあ。