「タイ語初級 月曜日18:00」のクラスの生徒達がいつもぼやく。「月曜日は何故か雨ばっかり」
そう言われてみれば、確かに雨の日が多い。勤めに出る人達にとって、週の初めの天候が悪いのは働く意欲をそがれる。しかし、今月は特に雨を歓迎しよう。稲がすくすくと育つために…..。
昨日の茶道教室のテーマは、「雨」。弟子の一人が持ち込んだお茶碗の模様は、番傘と時雨。そして、香合が置かれる場所にも、番傘の飾りが置かれてあった。
茶道講師が教えてくださった。「お茶の世界では、二つ重ねはよくありません。三つ重ねが要求されます。したがって、今日のお棗の模様を雨粒と見立て、三点重ねといたしましょう」
棗の模様は、蛍にも見えた。星にも見えた。しかし、臨機応変で、雨粒と見立てたところに、面白い遊びの世界を感じた。