女流画家の信条

今日は4年に1度の閏年の日。何だか得をした気分である。時間が有る時は読書に限る。『私流に現在を生きる』(堀文子 中央公論新社 2015年)の最後のページにすばらしい文章が書かれてあった。堀文子さん(1918-2019)は百歳まで頑張られた孤高の画家である。

「私の生涯=私はその日その日の現在(いま)に熱中し 無為無欲を忘れず 何物にも執着せず 私流の生き方を求めて歩き続けて参りました。 これが私の生きた道です。」

芸術と言えば、「芸術は長し 人生は短し (Ars longa,  vita brevis)」の格言が思い浮かぶ。芸術を言語に置き換えて、「言語は長し 人生は短し」を頭に置き、言葉の探求を続けようではないか。