シャンソン教室

一昨日、あまりにも寒かったので帰宅する前に食堂に寄った。すると、「あら、あなたも杖を持っているのね」という女性の声が背後から聞こえた。そしてしばし同じ杖仲間として、彼女はセルフのお茶を二つ用意し、私に熱いコップを渡してくださった。

我々は少しだけ話をした。そして、わかったことは、イベントホールの経営者をしている友人に頼まれて、ホールの管理をするために目白に来ているとのこと。「百人くらい入れる大きなホールですよ。いろいろな所で教えておられるシャンソンの先生がお見えです。だから皆さん、とても楽しそうに歌っておられます」

それを聞いてシャンソン教室に負けてはいられないという対抗意識が私に芽生えた。泰日文化倶楽部も楽しく授業を進めなければ……….。だが、どう見てもフランス語の<amour 愛>の世界には太刀打ちできそうにもない。大声を上げて感情移入すれば誰だって夢見心地になる。