深川不動尊の大わらじ

昨日、通訳の仕事が午前中で終わったので、帰路、門前仲町の深川不動尊にお参りした。目をひいたのは3mほどもある大わらじ! よく見ると、大わらじに小わらじがたくさんぶら下げられている。いずれも今年の稲わらで作られたものであろう。五穀豊穣なり。

わらじを使った表現の代表格は「二足のわらじをはく」。収入を増やすには二足のわらじ、即ち、二つの職業を持つことが要求されるが、系統の異なる職種である場合に言うそうだ。だとすると、余程の能力に秀でていないと成し得ない。

「金(かね)のわらじでたずねる」の意味は、「根気よく探し求める」、「辛抱強く探し回って歩いても、なかなか手に入らない物事のたとえ」、だそうだ。これを実行に移すのも容易ではない。