子供の耳

昨日、元生徒さんが半年ぶりにブラッシュアップにいらした。小学1年生の娘さんが今回もついて来た。持参したぬり絵の本で一人遊びをしてくれると思いきや、ママと私の会話をしっかりと聞いており、わからない単語について、「○○って、何?」とたずねた。ママの説明はなかなかに上手であった。そんなふうにして、子供は新しい単語を身につけていくのであろう。

ぬり絵の本に全部色を塗ってしまった女の子は退屈そうにし始めた。そこで、私は『タイ文字練習帳』を渡した。その中には、鶏、卵、水牛、蛇、等々の絵が有るからだ。ついでにタイ文字の点線にしたがって線を書くことも勧めた。すると、ก ก ก กと書いた。彼女にとって、タイ文字の初体験であった。