偽/似非/捏造

 昨日、スマホを切った状態で仕事をしている時、「にせ」を漢字で書こうとして、果てと困った。書き間違えてはいけない場面だったので、ひらがなで書いた。
 今朝、ニュースを見ていると、「偽情報」という漢字が画面に現れ、アナウンサーはこれを「にせじょうほう」と読んでいた。ということは、「にせ」=「偽」。
 類似した表現で、「えせ=似非」も有る。そして、贋作の「贋」も偽りである。
 最近、またまた「捏造」という言葉が政治の世界で飛び交っているが、テレビでは「ねつ造」と表記している。「捏造(ねつぞう)」と書いてくれたほうが漢字の勉強にもなるし、深い意味が伝わってくる。
 いずれにせよ、常に漢字を意識しないと、いざという時に書けず、ひらがなで書いて逃げてしまう。ああ、幼稚だ。