貧乏ひまなし

 12月23日から年末年始休暇に入ったため、昨日は5回目のワクチン接種へ行った。「まっすぐ家に帰り、ゆっくり休んでください」と医者は言ったが、接種後、師走のデパートであれやこれやと買物をした。
 帰宅後、「さあ、のんびりするぞ」と思った矢先、バンコクから翻訳の仕事が飛び込んで来た。貧乏ひまなしだ。
 貧乏ひまなしと口にするや否や、昔見た「日真名氏飛び出す」というサスペンスドラマ(1955-1962放映)を思い出した。調べてみると、「連続ドラマにレギュラースポンサー、かつ、一社提供スポンサーがついた最初のテレビ番組」だそうである。
 私は50年以上、フリーランサーで働いているので、いつも緊張状態の中で暮らしている。幸いにも失業することなく、ひとつ仕事が終われば、また仕事が来る。ヒヤヒヤ人生だ。だがこれが頑張る動機になっているのかもしれない。