水仙

 昨日、「アジア女性のための生け花教室」を実施した。生けた花は水仙。中国人の生徒さん3名が参加していたため、華道講師は授業の冒頭、こう説明された。「水仙は別名、金盞銀台(きんさんぎんだい)と言います。白い花弁を白銀の台に、そして真ん中の黄色の部分を金の盃(盞)に喩えております」
 スマホで検索した「金盞銀台」を中国人達に見せると、皆さん納得。金(ทอง)と銀(เงิน)の話ならタイ人にもよく通じる。いろいろな格言が有るから、時間が有ったらタイ語の辞書で調べてみてはいかがだろう。
 中国人が生け花を習いに来初めてから7年が経つ。昨日も新しい生徒さんが一人加わった。日本人的な態度にびっくり。日本に住んでもう長いのかもしれない。いずれにせよ、生け花を習う彼女達には金銭的にも精神的にも余裕が感じられる。