讃岐弁

岡山県出身の元生徒さんから、「おにやんまという店の讃岐うどんは合格点ですよ!」と言われていたので、昨日、仕事帰りに日暮里支店の<おにやんま>へ行ってみた。
 たしかに麺は合格点。しかし、出汁は塩気が強すぎ。東京の出汁はどこの店へ行っても塩辛い。これだけはやむを得ない。
 ところで、店内に「讃岐弁」のいくつかが立派な板に列挙されて飾られていた。それにはびっくり。嬉しかった。だが、方言というのは、文字に書かれただけでは読みにくい。その土地の人同士が勢いよく喋ってこそ生きる。地方から東京に来ている人は方言を喋らない。というか、喋る相手がいない。標準語に切り替えて都会人顔をする。
 泰日文化倶楽部に私と同じ丸亀出身の生徒さんがおられるので、他の方から、「二人で讃岐弁を喋って聞かせてください」と言われたことがある。私はすぐに喋ったが、生徒さんは恥ずかしがって応じなかった。
讃岐弁の例:(1)しゃんしゃんしなよ(2)うまげにいうの(3)しょうたれげにせんの(4)ごじゃやないか (5)なんがでっきょんな(6)おとろっしゃー (7)はらおきた?