真夏の生け花

今日8月8日(土曜日)、通常の授業を終えれば、22日までの2週間、夏休みに入る。6月、7月と無事に授業が実施できたことに安堵している。
 華道講師に、「8月のお稽古はお休みにいたしましょうか?」と打診したところ、「いいえ、生徒さんが二人であろうと教えに参ります」という意欲的なお返事をいただいたので、今日は生け花クラスも実施する。
 参加者の中に、新しい方がおられる。「母が生け花をやっていました」と彼女。それを聞いて、昔の女性は、花やお茶を習っていたなあと思った。子供の頃に母親が花を生ける姿を見て育っている人は男女を問わず多いと思う。
 習う姿、学ぶ姿は大切である。何かの折りに、ふとやってみようかなあという気持ちになれる。
 生け花クラスは2007年から月1回の割合で実施して来たが、鋏の先がこぼれ出した。そこで新たに鋏を注文してある。花と鉄との闘い、それは、14年目にして、花に軍配が上がった。