祈りの日

過去、数々の悲惨なことが繰り返し繰り返し発生した。だが年月とともに日々の生活でやっとこさであるから、記憶が薄れて行くのは致し方ない。
 本日、3.11の東日本大震災から9年をむかえた。手をあわせて祈る。そして、これからのさらなる小さな前進を願う。
 四国出身の私にとって東北地方は遠い地域である。しかし、東北地方出身の生徒達がたくさんいるので、次第に東北に馴染みが出てきた。西日本在住の人々とは明らかに性格が違う。寡黙だ。営々と頑張る。
 東京在住であった生徒さんがボランティアで石巻へ行き、そのまま今でも生活を続けている。私は彼女もすばらしいと思っている。
 みんな、祈りをこめて、これからも普通に暮らす。それが何よりも大切だ。