ボイストラ

 最近、いろいろな場所で、アプリのボイストラが利用されているので、利用価値が高まっていることは認める。今朝もNHKのニュースでこのボイストラについて取り上げていた。
 日本語を読み上げて、他国の言語に翻訳してもらうのは、初期対応としてはとても便利そうかもしれない。しかし、先週、タイ語の発音が苦手な生徒さんに補講をした時、果たして彼の発音が通じるかどうかを彼自身で確かめてもらいたかったので、ごく簡単な単語である「行く ไป」を発音させ、正しく通じるか否かをボイストラでチェックしてもらったところ、「竹 ไผ่」と出た。
 「あらあら。それはダメ。もう一度、発音してください」と私が言うと、彼は「パイ」と発音した。しかし、「カード ไพ่」と出た。
 タイ語の発音は微妙である。教室でしっかりと訓練をする必要がある。