黴との闘い

指輪先生が先日、こぼしておられた。「2ヶ月後に東京に戻って来て驚いたことがあります。それは冷蔵庫が黴だらけになっていて使い物にならず、捨ててしまいました」
 余計な出費に残念がっておられることは表情からありありだ。タイで暮らしていれば、お手伝いさんがいるから、台所の心配は無用。彼女は東京での一人暮らしの大変さを感じたというわけである。
 いずれにせよ、黴はどこにでもはえる。いつも注意してこまめに掃除をしない限り、黴だらけだ。「黴がはえる」はタイ語では「ขึ้นรา」。
 今日は教室に雑排水管の洗浄業者がやって来る。マンションの場合、全部の部屋の雑排水管を洗浄しない限り効果は低いと思うが、全員が在宅しているわけでもないから、100%というわけにはいかない。
 たまたま、今朝のコマーシャルで、黴キラーの宣伝が目にとまった。なるほど、黴対策の製品のCMは一年中、流してこそ効果有りということか。