トルコ至宝展

昨日、六本木にある国立新美術館へ行った。「国画会」に所属している友人が今年も大作を発表していた。彼女は大学卒業以来50年間、ずっと油絵を描き続けている。
 時間が余ったので、2階で行われている「トルコ至宝展」にも行ってみた。最近、海外旅行をしていないので、トルコに行った気分になろうと思ったからである。
 展示は、第1章 トプカプ宮殿とスルタン、第2章 オスマン帝国の宮殿とチューリップ、第3章 トルコと日本の交流、から構成されており、非常にわかりやすかった。いずれの美術品も精工に出来ており、日本人の匠の精神と類似しているように思われた。
 実際にトルコへ行っても、これだけまとまった美術品をしっかりと見ることは体力的にも時間的にも不可能であろうから、こうした美術展はやはり行ってみるものだ。