ソンクラーン便り

ソンクラーン(タイ正月)が終わった。チェンマイの日本総領事館勤務である元教え子は、小学生の息子さん2人がオートバイで走って来たタイ人達にバケツの水を何度もかけている動画を送って来た。子供達にとっては良き思い出になったことであろう。
 「先生、来年はチェンマイにいらしてください」と元教え子は書いて来たが、「ソンクラーンはやめておきます」と、私は返事した。1976年にチェンマイのソンクラーンに行った時は、私30歳。42年前の思い出で十分。
 バンコクからは、「吉祥菓子 ขนมมงคล」という詩が送られて来た。日本の和菓子にもそれぞれ季節や意味が込められているが、タイでもおめでたい菓子がオンパレード。そのほとんどが黄金色。すなわち、裕福を意味しているわけだ。
 ポルトガルから入った金糸素麺は、日本の長崎にも有るが、タイ人にとっては、次なる意味合いがあることが、送られて来たタイ詩からわかった。
 ฝอยทองความแน่นแฟ้น  กลมเกลียวแน่นเกินกล่าวขาน  สามัคคีมีมานาน  ทั้งผูกพันไม่เสื่อมคลาย