タイ人講師達の英語力

「タイ語初級 土曜日16:10」のクラスは、英語でタイ語を勉強している。この話はすでに情報として書いた。しかし、さらに付け加えて書かせてほしい。
 昨日は、いつもの指輪先生が風邪のため発声が苦しそうだったので、急遽、パック先生に代講をお願いした。
 「パック先生、このクラスは英語で授業を進めてくださいね」と私が言うと、彼はすかさず快諾し、90分間、見事な英語でタイ語を教えてくださった。タイ人独特の癖のある英語ではなくて、欧米世界に通用する発音であった。
 授業後、英語が得意な理由を尋ねると、小学校から英語を習っているという。インターナショナル・スクールではなくて、タイ人が経営する私立の学校でアメリカ人講師から教わったそうだ。したがって、タイ人の美徳をきちんとしつけられながら、英語の学力もつけていったことになる。
 泰日文化倶楽部のタイ人講師達はいずれも皆、英語が得意だ。英語ができるから厳しい留学生専攻試験にも見事、合格したのは当然。
 受験英語しか習わない日本人は、使える英語を身につけるよう、なんとか意思を変更しないと、いつまでたっても世界に通用しない。