高知県に関する話 2題

昨日、昔の生徒さん2名から夕食を誘われた。場所は新宿に在る「幡多バル」という店で、高知県6市町村(土佐清水市/大月町/黒潮町/四万十市/宿毛市/三原村)連携協定店とメニューの表紙には書いてあった。何故そこへ行ったかというと、生徒さんの一人が高知県出身であったから、そして、もう一人の生徒さん(東京人)が今年の正月に生まれて初めて四国へ行き、料理と酒を堪能して以来、高知が大好きになったという理由からであった。
 私は数日前に親戚の不祝儀が有り郷里へ帰った。ホテルでテレビを見ていると、東京では見ることができない四国の番組に興味を覚えた。それは、2017年のノーベル物理学賞を陰で支えた日本人男性は高知県出身であるという特集であった。彼の名前は山本博章氏(65歳)。30歳で渡米し、カリフォルニア工科大学で研究一筋の道を歩まれておられるが、毎年、郷里に帰って来られ、のんびりとした空気を吸っておられるとのこと。その飄々とした自然体の姿がとても印象的であった。