かつてベストセラーになった『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン著 門田美鈴訳 扶桑社 2000年)を再読した。この本の最後のほうには、太字で次なるまとめが書かれている。
1)変化は起きる(チーズはもっていかれ、消える)。2)変化を予期せよ(チーズが消えることに備えよ)。3)変化を探知せよ(つねにチーズの匂いをかいでいれば、古くなったのに気がつく)。4)変化にすばやく適応せよ(古いチーズを早くあきらめれば、それだけ新しいチーズを楽しむことができる)。5)変わろう(チーズと一緒に前進しよう)。6)変化を楽しもう!(冒険を十分に味わい、新しいチーズの味を楽しもう!7)進んですばやく変わり、再びそれを楽しもう(チーズはつねにもっていかれる)
この本の表紙裏に、「チーズとは、私たちが人生で求めるもの、つまり、仕事、家族、財産、健康、精神的な安定….等々の象徴」と解説されている。決して大袈裟な意味ではなくて、「チーズ」を「タイ語」に置き換えて、タイ語の勉強の仕方を工夫し、マンネリになっている状態を打破し、好転させるのも一興である。