嗅覚 と 聴覚

日本野鳥の会が発行している『Toriino トリーノ』には、いつも星野道夫氏のすばらしい写真が掲載されている。最近届いたもの(2017年Winter)には、安藤康弘氏の次なる文章が有った。
 氷点下、マイナス50度の極寒の地。 凍てつく純白の雪原に、ホッキョクギツネは身一つで生きる。その勝れた嗅覚と聴覚は、雪下の糧、レミングの 僅かな動きも見逃さない。
 語学の勉強には聴覚が大切である。しかし、動物として生きる以上、嗅覚も必要だ。ましてや極寒の大地に生きる生き物にとっては。
 正月太りと運動不足で五感が鈍ってしまっていると思う。これからの1週間で何とか鋭敏性を取り戻したいものだ。泰日文化倶楽部は今日から勉強開始である!