秋田銘菓の「しとぎ豆がき」

 昨日、一ヶ月ぶりに編物教室へ行くと、先生から「秋田銘菓 しとぎ豆がき」というお菓子を頂戴した。先生の故郷は秋田。お盆に郷里へ帰られた時に、生徒達に買って来られたというわけである。
 私は、「しとぎ」という言葉が気になって、スマホで調べると、「米の粉や糯米(もちごめ)でつくった長い卵型の餅で、神様に備える」と説明してあった。「しとぎ」を表わす漢字は、「次」の下部分に「米」を書くそうだが、なぜか私のPCのソフトにはその漢字が出て来ない。
 いずれにせよ、米や、米文化にまつわる話は古代からあるものの、読書をして知識を増やさない限り、だんだんわからなくなっていく。テレビの宣伝に出てくる「さとうの切り餅」だけが頭に残るようでは、稲の神様に申し訳ない。