JR30周年

昨日、JRが30周年を迎えたというニュースを見た。駅構内にもそれを知らせる掲示が有ったのですでに知ってはいたが、30年という数字にしばし思いを馳せた。何と短かかったことか…..。
 私が東京に来たのは1965年。その時は「国電」と呼ばれていた。ラッシュ時の酷さから、「酷電」とも揶揄されていた。「国電」の後、一時は「E電」という名称が使われたが定着しなかった。
 中央線の初乗りは1965年(昭和40年)当時、10円。現在は133円。したがって、13.3倍に値上げされていることになる。当時の初任給は2万円位だったから、現在に換算すると、26万6千円の初任給が出て当然。しかし、現実は否。
 JRの運賃は高いと外国人は言う。私もそう思う。もっと安くならないものか。豪華な客車に乗る気は全くない。普通車でいい。人間観察にはローカル線のほうが断然面白い。
 いずれにせよ、私の場合、新宿や池袋のターミナル駅の連絡通路をいまだに走り抜けする毎日である。