タイ語はタイ人気分で!

タイ語のテストをすると、日本人は数字をよく間違える。テストをする前に、「タイ数字の4は[sii シー สี่]、そして、10は[sip สิบ シップ]ですよ、くれぐれも注意してくださいね」、と言うことにしているが、これがなかなか聞き入れない場合が多々ある。
 目下、期末試験を採点中であるが、[sip wan สิบวัน]というタイ語を、[6日]と訳した大学生がいた。「あれあれ?」と思ったが、よく考えてみると、彼らは英語の[six]と混同したらしい。
 こういう事例は他にも有る。タイ数字の[5 ハー]を、日本語の[8 ハチ]と間違える人が多い。あわてて混同しまくりだ。
 このような失敗を防ぐにはどうすればいいか? 私の意見は、早くタイ気分に染まることが大切。日本語や英語が頭の中にごちゃごちゃしていると、タイ語が入っていかない。タイ語を習う以前に、タイ人的気分にはまること! 言い換えれば、タイ語の環境に少しでも触れ、タイ人になった気分でタイ語を話す姿勢を早く習得する必要がある。