隣りの県のこと

 今朝、NHKのニュースで、今度の参院選から、「合区」という制度が初めて採用されるにあたり、その課題が取り上げられた。鳥取県と島根県、及び、高知県と徳島県が、それぞれ、一つの選挙区になることを「合区」というそうだ。
 高知県の県民に徳島県のことをたずねると、「鳴門の渦」しか知らない、と答えた。反対に徳島県の県民に高知のことをたずねたところ、「香川県へは行くけれど、高知へは行ったことがない。坂本龍馬しか知らない」、と答えた。
 彼らの返答を聞きながら、隣りの県にはほとんど関心が無いことがわかった。そういう私も、隣県の県庁所在地である松山へは行ったことがない。海外旅行は何度もするが、近隣の県へは行かない。なんだか変な話だ。