バンコクぶらぶら(7)

バムルンラート病院(โรงพยาบาลบำรุงราษฎร์)のインターナショナル部門で診察を受けたわけだが、1階の案内係、10階の案内係の女性はスタイルがよくて美しい。そして、とても優しい話し方をした。これなら毎日やって来たいと思う人がいても不思議ではない。しかし、子どもは病院の空気を察して、よく泣いていた。
 診察を受けるまで、待っている方達を観察した。驚いたのは、中東からの患者が多かったことだ。身につけている服装で一目瞭然。さらに驚いたことは、看護師センターの中に、中東の服装型をした看護師の白い制服を着て、頭にかぶっている白い布の上に看護師の帽子をつけていたことだ。専属の看護師がいるということは、アラビア語ですぐ応対するようになっているのであろう。他にインド人も多々、見かけた。
 エレベーターの横には、電光掲示板が有り、建物の中にあるすべての施設を各階ごとに説明しているが、よく見ると、1分ごとに、言語が変わる仕組みになっていた。「あら、日本語だわ」と思ってゆっくり眺めていると、ミャンマー語になった。英語、中国語、アラビア語、次から次に言語が変わる。親切なシステムだ。ジュースも水もすべて無料。飲みたいだけ飲める。日本語の新聞も有った。
 ところで診察料だが、問診と注射1本で1800バーツ。旅行保険でまかなえたので、私は支払う義務がなかった。