惑星「タコダナ」

今日12月18日から「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が上映される。上映に際して、エイブラムス監督がひとつだけ明かしたこと、それは映画に出て来る惑星の名前「タコダナ」の由来についてだ。
 監督は「タコダナは、高田馬場をヒントにしています。日本に初めて来た時、高田馬場に泊まり、何ともいえないくらい面白い街だと思いました」と、舞台挨拶で明かしたそうである。
 タカダノババが、縮小するとタコダナ? いやはや傑作だ。これからこの「タコダナ」が定着するといいなあ。
 私は上京以来50年間、高田馬場をうろうろしているが、街の風景はそれほど変わってはいないと思う。しかし、最近はアジア系の人々がものすごく多くなった。日本ではないような気がしている。アジア系の彼らは元気そのもの。うかうかすると彼らの存在に気圧される。
 泰日文化倶楽部が入っている雑居ビルは、元々は税理士ビルであった。ところが、最近は部屋が売りに出されると、中国人が買って入って来るようになった。聞くところによると、タイ人も投資用に購入し、日本人に住まわせているとのこと。高田馬場の街だけではなくて、小さな雑居ビルでもアジア・ウォーズは始まっている。