六月上旬における時候の挨拶

 今日から六月。時候の挨拶としては、以下のような表現があるようだ。
 ①衣替えの季節となりました。→ だが実際は、五月からすでに夏服を着て大いに汗をかいている。
 ②梅雨のうっとおしい時期 → この暑さだと、今年はきっと<からつゆ>かも?
 ③薄暑の候 → 猛暑の候みたい。
 ④麦秋の候 → 麦酒の候のほうがいいなあ。
 というわけで、季節の挨拶は大いにずれっぱなしだ。エルニーニョ現象に合わせて、この際、挨拶言葉を変えても不思議ではない。