チェーン店のカフェにはもう飽きた。最近は、本格的な喫茶店でコーヒーを飲むことにしている。そのほうが時間が豊かに感じられる。
雑誌『BRUTUS』(2014年6月15日号)には「喫茶店のAtoZ」というテーマが特集されており、日本全国のこれはという喫茶店が紹介されている。いやもう知らない喫茶店ばかり。
南青山で、27歳から65歳までの38年間、喫茶店をやっておられたという大坊勝次氏の言葉が気に入った。
「コーヒーを作る人が100人いれば100通りの作り方がある。で、飲む人が100人いれば100通りの飲み方があり、当然店も100通りの店のやり方がある」
この言葉をタイ語の勉強にも転用させていただくとするならば……
「タイ語を教える人が100人いれば100通りの教え方がある。で、習う人が100いれば100通りの習い方があり、当然、教室も100通りの教室のやり方がある」