8月にタイへ行かれた生徒達が、再び、泰日文化倶楽部に戻って来られた。ただし、毎日が日曜日の定年組はいまだにタイに残り、日常生活に溶け込んでおられるようだ。
私の関心事は、生徒達が果たしてどのくらいタイ語を使い、そして、自信をどの程度、つけてきたかということだ。どうやら、それほど伸びてはいない様子であったが、よく聞いたと思われるタイ語はそれなりに迫力があり、生きた会話を身につけて来られたことは確かである。
みやげ話はこうである。①お腹をこわしてばかりで、ホテルで寝ていた。一緒に行った友人は同じものを食べてもなんともなかったのに。②泊まったホテルが中国人、また、中国人。マナーの悪さに辟易した。③波が高かったため、チャーン島へ行く船が揺れて、乗っている人達は皆、吐いた。天気が悪くて、楽しめなかった。
これらのみやげ話なら、よく聞く話であるから特に目新しいものではないが、そういう時に、生徒達がタイ語を使って、どのようにタイ人と交渉したかを聞きたかった。
或る生徒は、郵便局へ行って、自分宛に荷物を送ったことが面白かったそうである。ローカルな郵便局で、郵便局員とタイ語で交渉することは滅多にしないことだから、思い出に残ったようだ。