昨日、「第87回アジア女性のための生け花クラス」が開催された。5名の参加者を予定していたが、一人の方が体調が悪いということで欠席。お花が一束、余ってしまった。仲間の女性が花の代金を立て替えることになった。
ところが、昨日、たまたま生徒の彼女(タイ女性)が彼と一緒に教室に遊びに来ていたので、「日本の生け花を生けてみませんか?」とおさそいすると、「はい」というではないか。早速、707号教室に案内し、華道講師に紹介した。
花を用意しても、時々、欠席者が出て花が残ってしまうことがある。ところが、そんな時に限って、誰かかれかタイ女性が教室に遊びに来ているのだ。毎回、真面目に習うことは精神的に緊張が走るが、たまたま日本に遊びに来ていて、日本の伝統美を肌で実感することはすばらしいことだ。
「来年、日本に留学して来ます。日本の大学で生け花を専攻したいです。今日はとてもいい体験をしました」と、彼女は見事な日本語で答えた。チュラロンコン大学で日本語を専攻している彼女は、日本文化にものすごく興味を持っているようだ。
泰日文化倶楽部で「アジア女性のための生け花クラス」を無料で開講して7年半が経過した。タイ女性に喜んでもらって、昨日はとても嬉しかった。