2月24日午前4時40分、スワンナプーム空港に到着。タラップを降りて、滑走路の端で待っているバスに乗り換える時、「ああ、タイに来た!」という気持ちが押し寄せてくる。この気持ちは40数年来、全く変わらない。
スクムビット通りに面したソフィテル・ホテルに午前7時半、チェックイン。窓のカーテンを開けると、眼下に小さな公園。緑がさわやかであった。バンコクはいつ行っても新しいビルが誕生しており、見せかけの発展は、いまだ留まるところをしらない。次回、来た時には、果たして緑の部分はどのくらい残っていることやら…..。
公園の横にバンコク銀行を見つけた。午前10時半、そこへお金を下ろしに行く。銀行の受付係は女性ではなくて、小柄でなよなよとした若いお兄ちゃんであった。引き下ろす紙に、私の通帳を見ながら私の名前をそのお兄ちゃんが書いてくれる。それって余計なお世話なんだけどなあ….??
片やカウンターの中に居並ぶ銀行員はすべてが威風堂々とした女性達ばかり。日本では全く見かけることのない光景に、つい可笑しさが込み上げて来た。