戻り鰹

昨日、行きつけの割烹へ行くと、メニューに「気仙沼の戻り鰹」が有ったので、さっそく注文した。脂がのって、とてもきれいな色をしていた。
 毎年、5月上旬には、「初鰹」、そして、初秋には「戻り鰹」を食べることにしているので、これで今年に於ける食の行事のひとつが完結し、気がすんだ。
 「初鰹」は黒潮に向かって北へと向かう。そして、「戻り鰹」は、大いに成長して、今度は反対に南へ戻って行く。おおよそ半年間の旅である。半年で鰹は見事な成長を遂げた。
 我々日本人も4月を入学や初出勤をする月と定め、それにのっとって社会活動をしている。今日は9月30日。4月から数えれば半年が経過したことになる。
 タイ語の勉強の成果やいかに? いや、そんなこと、深刻に考える必要は全く無い。成果など、そんなに見えるものではないのである。自分が自分の実績を評価し、新たなる半年に挑戦すればいい。