今日のタイ語作文

1. 暑ければ暑いほど、体力の消耗と思考力の低下を覚える。

2. 相変わらず高速道路での多重衝突事故が多い。

3. 長距離トラックの運転手は睡眠時間が足りないのではなかろうか?

4. 夏休みだから海や川で溺れる人も多い。

5. 更にありとあらゆる犯罪が跋扈し、人々の日常生活から平安が失われている。

岡本太郎と文化論

昨日、「タイ語上級クラス」による暑気払い会が高田馬場1丁目のイタリアンレストランで開催された。会が始まるまでに1時間ほど有ったので西早稲田の古本屋へ行き本を物色。『新版沖縄文化論』(岡本太郎 ・中公叢書 2002)を購入した。

岡本太郎(1911-1996)と言えば、「芸術は爆発だ!」とか、「太陽の塔」(大阪万博 1970)で有名。だが、彼が書いた文章も秀逸。魅了されることが多い。彼の履歴を見ると、留学先のパリ大学ソルボンヌで、哲学・社会学・民族学を修めたとのこと。道理で彼ならではの文化論が執筆できるわけだ。

西早稲田の古本屋には沖縄関係の書籍が充実している。一人の女性が店主と談論していた。小耳にはさんだ話から、彼女が沖縄出身者であること、そして、その古本屋に毎日やって来て本を購入し、せっせと読書に励んでいることがわかった。彼女の沖縄経験論と岡本の沖縄文化論。果たしてどちらに勝負ありや?

温湿度計

先月末、留守中に民生委員が我が家にやって来たようだ。何かが入った封筒をドア横に置いていた。中身は温湿度計。直径7.5ミリ。とても軽い。だが、文字が小さすぎて読みにくいのが欠点。

快適温度(18℃~25℃)は緑、食中毒注意(25℃~35℃)はオレンジ、そして、熱中症注意(35℃~45℃)は赤。一方、湿度はといえば、乾燥・風邪注意(20~40 オレンジ)、快適湿度(40~64 緑)、そして、食中毒注意(80~100 赤)となっている。このような色分けはわかりやすくて助かる。

温湿度計が届けられた2日後、区の高齢者センターから安否確認の電話が入って来た。本来であれば、私が民生委員になって高齢者宅を回ったり、電話をかけたりしたいのであるが、あるがままを受け入れて過ごすのが一番と思い、丁寧に感謝の言葉を伝えた。

今日の語彙

1. 8月上旬     2. 家8軒

3. ベンツ車8台   4. セイコーの時計8個

5. ボーイング8機  6. 8角形の皿

7. 人口の8割    8. 8時間労働

9. 8x8=64  10. 88÷8=11

11. 七転八起   12. 七転八倒

ヒトノロジー

大阪万博へ行って来たM子さんが、昨夜、久々に個人レッスンにみえた。タイ・パビリオンは予約が出来なかったために入れなかったそうだ。「高校生の文化祭程度の展示みたいでテクノロジーが全く感じとれないそうだから、見なくてもそんなに気にしなくてもいいんじゃないの」と私が言うと、彼女は次のように自分の意見を述べた。

「いえ、テクノロジーが無いほうがいいんです。他のパビリオンを見て歩き疲れた最後に、タイ・パビリオンでタイマッサージを受けると、一番の癒しになります。それが素晴らしい!」

それを聞いて、私も納得。「何と言っても、人の手にまさるものはないということですね。テクノロジーよりも、ヒトノロジー。なるほど、これこそがタイが誇り得るもの。あらためてタイの良さがわかったわ!」 そして、M子さんも私もにこにこ微笑んだ。

知ることの面白さ

もう6年もタイ語を習いに見えているY氏が昨日の授業で、「初めて知りました。面白いです」と興奮気味に言った。それは、月称の略書きのことである。例:1月=มกราคม → ม.ค. / 2月=กุมภาพันธ์ → ก.พ. 等。 

彼の興奮ぶりを見て私は考えた。6年間で一通りのことは学んだであろうと思っていたが、漏れているものがたくさん有るということだ。「知らなかったことを知る」ということこそ、「学び」である。

我々は勉強する過程に於いて、これから先も同じような経験を重ねて行くはず…..。基本に戻って確認作業を怠らず、その上でさらに学びを進めることが肝要。「知ることの面白さ」は「知ることの幸せ」と表裏一体である。

今日の翻訳

『จริยศึกษา』(タイ小学校3年生向け พ.ศ.๒๕๒๑)の第10章「ทำดีได้ดีทำชั่วได้ชั่ว」から出題する。

๑. “วันนี้มีผู้โดยสารลืมถุงกระดาษใส่เงินไว้ในรถสามล้อที่ผมถีบ นับดูมีเงินถึงสี่หมื่นบาท” สงบเล่าให้ตาและยายฟัง มีพี่ส้มแป้น พี่สาวของสงบนั่งฟังอยู่ด้วย

๒. “อย่าพูดดังไป เดี๋ยวคนอื่นจะได้ยินเข้า เอ็งโชคดีแล้ว ต่อไปนี้คงจะมีเงินซื้อสามล้อเป็นของตนเองเสียที ไม่ต้องเช่าเขามาถีบอีก เงินที่เก็บได้อยู่ไหนละ” ส้มแป้นถาม

๓. “ผมไปแจ้งความที่สถานีตำรวจ และมอบเงินให้แก่เจ้าหน้าที่ตำรวจเพื่อประกาศหาเจ้าของแล้วครับ”

๔. “ทำไมต้องไปแจ้งความ หรือว่าขณะที่เอ็งเก็บเงินได้มีคนเห็น” ส้มแป้นสงสัย

๕. สงบ “ไม่มีคนเห็นหรอกครับ แต่เงินนั้นเจ้าของเขาไม่ได้ให้ผม เขาลืมไว้ ผมก็ต้องคืนให้เขา”

๖. “เอ็งนี่ช่างโง่จริงๆ ฉลาดสู้เจ้าบุญทิ้งก็ไม่ได้ เมื่อเดือนที่แล้วเก็บปืนพกได้ ก็นำมาให้พ่อของฉัน พ่อเจ้าบุญทิ้งเอาปืนไปขายได้เงินเกือบหมื่นบาท” ส้มแป้นพูดเพราะไม่พอใจการกระทำของน้องชาย

今夏、還暦です!

神奈川県の寒川神社近くから長年通って来られる生徒さんがいる。一昨日、彼に暑中見舞いのラインを送ったところ、すぐに返信が有った。「私は今夏、還暦です!」 それを知って私はびっくり。「泰日文化倶楽部に通い始めたのは34歳でした」と彼。 私はまたもや驚いた。

ということは、彼は26年間、仕事が終わったあと、高田馬場まで通学したことになる。彼が還暦とは! 歳月が経つ早さに3度目の驚きを覚えた。

「今年もシークワーサーの木にたくさんの実がなりました。熟したら教室に持って行きますからね」と彼はラインに追加。沖縄から持って帰って来たシークワーサーの種を植えたら、数年前から実をつけ始めたそうだ。「体力が続く限り泰日文化倶楽部に通いますよ」と言う彼の意思表示に対して、私は奮起せざるを得なくなった。

タイ人夫婦+日本人1名の旅行

今年6月に入会したM子さんはとても積極的にタイ語を吸収している。7月上旬、タイから日本に遊びに来た友人の若いタイ人夫婦と5日間、彼女は京都へ。旅行前に私は激励した。「いいチャンスです。大いにタイ語を話して来てくださいね」

ところが、八ッ橋のおみやげを持って教室に現れた彼女の表情がいまいちであった。「タイ語、どうでしたか?」と尋ねると、彼女はますます落ち込んでいった。理由は、ほとんどタイ語を喋らなかったから。

そんなこと、有り得るかしら? だが、M子さんの次なる説明で納得した。「奥さんが日本語のガイドをやっていて、日本語ペラペラ。だからタイ語を喋るチャンスが無かったのです。タイ人夫婦の会話は速すぎて全く聞き取れなかったし….」 

なるほど、日本語が達者なタイ人とタイ語で話すのはなかなかできないものだ。タイ人の日本語能力を上回るタイ語能力を持たない限り、タイ人とタイ語で真面目に喋るのは気おくれがしてうまくいかない。

今日のタイ語作文

1.ゆりかもめ線の優先席は2人掛けである。

2.先日、レスラーのような欧米人がその優先席を一人で占拠していた。

3.本人の正面に置いたキャリーケースの上にタブレットを乗せ、彼は動画を見ている。

4.彼の隣りにほんの少しだけ空間を見つけたので、私は兎のように体を丸めて座った。

5.その欧米人は私を無視し、びくりとも動かなかった。

6.「ここは優先席ですよ」と注意したかったが、喧嘩になってもいけないから、私はこらえた。