仏教用語に親しもう

昨日の授業で使ったプリントには、意識したつもりは全く無かったにもかかわらず、仏教に関する語彙がたくさん出て来た。生徒達は難しいなあとぼやいた。気持ちはわかる。何故ならばパーリ語/サンスクリット語系列の単語表記は日本人にはなかなか馴染めないからである。

しかしながら、仏教用語に親しまないとタイ人の心には近付けない。よって否が応でも教室で勉強し、日々、馴染んで行く訓練が要求される。なんとなく知っているも駄目。正しく書けるようになるまで書いて書いて書きまくろう。

音読練習用のプリントも用意したが、その中に次なる一節が出て来た。「รู้บุญคุณและตอบแทนบุญคุณ (恩を知り恩に報いる)」 บุญ は ทำบุญのบุญ、คุณは ขอบคุณ のคุณである。これならタイ語初心者でも知っている。だが、それから先の勉強が肝要なり。

今日の翻訳

『タイ語国語教科書』(小学5年生向け พ.ศ.๒๕๖๕)の第14章の補充項目から出題する。

๑. อ่านแบบกรอกรายการให้จบอย่างคร่าวๆ ก่อน เพื่อให้รู้ว่าจะต้องให้ข้อมูลอะไรบ้าง และมีวิธีกรอกอย่างไร

๒. ลงมือเขียนทีละรายการจนครบ โดยให้ข้อมูลที่ถูกต้อง

๓. ใช้ภาษาถูกต้อง

๔. เขียนด้วยลายมือที่อ่านง่ายเป็นระเบียบ

๕. ไม่ทำให้แบบรายการเสียหาย เช่น ยับ ฉีกขาด มีรอยลบ ขีดฆ่า ฯลฯ

๖. ถ้าบางรายการไม่แน่ใจ ควรถามเจ้าหน้าที่

ジューン先生 本帰国

一昨日(9月13日)を持って、ジューン先生が泰日文化倶楽部での授業を満了された。シーン先生の後任として、昨年10月からご出講いただいていたが、あっという間の1年であった。

ジューン先生は国費留学生として4年前に来日。東京医科歯科大学で歯科の研究をしてこられ、今月22日に博士号の学位を取得される。昨年10月から東京医科歯科大学と東京工業大学が合併して東京科学大学になったため、学位授与式は御茶ノ水ではなくて、大岡山で行われるそうだ。4年間、通学したキャンパスではないこと、そして、大学の名前から医科歯科が消えたことをとても残念がっておられた。

タイに本帰国されると、10月からはチェンラーイ県に在る古巣のメーファールアン大学(ม.แม่ฟ้าหลวง)で再び教鞭をとられる。近い将来、学生を引率して東京に来たいと最高の笑顔で語ってくださった。

鶏頂山のほうれん草

昨日、帰宅途中にある八百屋でほうれん草を買った。一袋280円也。高いと思ったが、健康維持のため致し方ない。夕食を作る時、ほうれん草のパッケージに書いてある文面を読んだ。

「鮮度保持フィルム包装=おいしさを逃さないよう鮮度保持フィルムによってパッケージングしました。高原のさわやかな空気と豊かな大地によって育まれたほうれん草をどうぞご賞味下さい」

その他にも、「高冷地 雨よけ栽培」とも書いてあり、出荷元は栃木県の鶏頂山生産組合であった。「鶏頂山」をネットで検索すると、日光に近いところに在り、昔、満州からの引揚者達が開拓した場所であった。ほうれん草の根っこには全く土がついていない。丁寧に栽培された後、きれいに洗われ、特殊なビニール袋で包装されれば、一袋280円の価格設定に納得。更には地理と歴史の勉強にもなったのだから感謝である。

今日のタイ語作文

1.百歳まで生きられる人を羨むべきか否か?

2.老人ホームで暮らす老人達がどのような思いで過ごしているのか知りたい。

3.今はおしゃれな洋服がたくさん有るから、老人くさく見えない。

4.将来、施設に入った時、偶然にも介護士がタイ人であればタイ語をたくさん話そう。

5.90歳を過ぎると、視力の衰え、及び、腕の力や指の力が弱くなり辞書が引けないであろうから、今から頭の中にタイ語をたくさん叩き込んでおこう。

砂糖(さとうきび タイ)

昨日の午後、大雨のため各地の交通網が乱れに乱れた。上野駅から目白駅まで山手線を利用したが、帰宅時間と重なったこともあって電車の中はごった返し、それだけでも疲れた。疲労回復には甘いものがいいと思い、近所のスーパーでまたしても一口羊羹を買った。

先日コンビニで買った小倉羊羹と製造元は同じだった。だが、パッケージが箱入りではなくて、ビニール包装だけ。スーパーで販売しているもののほうが安くて大きい。顧客層が異なるのを狙ってのことか?

原材料名を見ると、小豆餡=砂糖(さとうきび タイ)と書いてあった。「タイ」という文字を見ただけで疲れが吹っ飛んだ。「新潟仕込み 香ばし醤油味の一口せんべい」も同時に買ったが、これまた原材料名が、米(米国産、タイ産、国産)と書いてあった。「タイ」は身近だ。

Modalという単語

日が暮れるのが早くなった。そろそろ夏服をしまいたいところだが、毎日暑くてそうもいかない。今年買ったブラウスが着やすくてとても重宝した。アイロンをかける時、タグを見ると、何とミャンマー製であった。縫製のうまさに脱帽。

家ではアメリカからのお土産としていただいたTシャツを着ている。タグに注目すると「Made in Peru」であった。「Cotton 50% Modal 50%」という表記の中の「Modal」という意味がわからない。調べると、いろいろな意味が有ることがわかった。いわゆる同音異義語である。

繊維関係で使われる場合は、「モーダル素材(Lenzing Modal):木材パルプを原料としたレーヨンの一種で、滑らかでソフトな肌触りと高い吸湿性が特徴」だそうだ。アジアの繊維工場でも使用されているか否かは知らないが、なかなか着心地がいい。アメリカ人向けの製品だからMサイズと書いてはあるものの、私にとってはLLサイズに等しい。

今日の語彙

1.総裁選      2.総務省

3.株主総会     4.総利益

5.国内総生産    6.総資産

7.総攻撃をかける  8.総括する

9.総代      10.総監督

11.房総半島   12.高校総体

音読練習をしよう!

元タイ人講師のお母様とは6年もの長きにわたり、毎日、ラインで写真の送信をしあっている。曜日に因んだ色(7色)を選ぶのが原則だから、昨日は月曜日の黄色。タイからは黄金色の巾着袋の写真が届いた。まるで正月が来たかのよう….。まことに目出度い。さらに私が気に入ったのは次なる言葉だ。よく見れば、母音や子音を押韻させているので実に響きがいい。音読練習にもってこいである。

โชคดีมีสุข มั่งมีเงินทอง รุ่งเรือง ราบรื่น แข็งแรง

日本人の発音の欠点は多々ある。1)平声の「มี」を高声で発音する傾向が強い。2)母音の「แ」が「เ」になっている。3)「ร」の発音が「ล」になっている。4)末子音の「ง」と「น」が逆転している。意識して発音し、やがては意識しなくても自然に発音できるようになるのが理想。

KOM KOM

約20年前、チャルンクルン通りのロビンソンでカービング・ナイフを買った。そして、1回だけカービングを習ったことがある。野菜やフルーツではなく石鹸を使って花を彫ったが、細かい手仕事は性に合わなくて続かなかった。

そのカービング・ナイフはしばらくお蔵入りとなっていた。だが、或る日、ふとしたことで目にとまったので、以来、ペーパーナイフとして使っている。これまでナイフの柄に貼ってあるシールをじっくりと見たことがなかったが、「KOM KOM」というブランドであるのに気がついた。

「KOM」をタイ語に直すと、「คม」。意味は「鋭い」だ。よって、「KOM KOM」は「鋭い 鋭い」となる。確かに刃の先端が鋭利だ。故に細かく彫れるのであろう。この「คม」は、頭がシャープな場合にも使われる。ボーとしてないで、毎日、「KOM KOM コムコム」しよう。