新型コロナ緊急事態宣言解除

 昨日(2023年5月5日)、WHO(World Health Organization 世界保健機構)が新型コロナ緊急事態宣言を解除すると発表した。3年3ヶ月ぶりだそうだ。まずはほっとしている。
 恐怖の3年3ヶ月。失われた3年3ヶ月。疑心暗鬼の3年3ヶ月。親戚や友人達と疎遠になってしまった3年3ヶ月….。仕事は激減。しかし年はとる。高齢化との葛藤の中、ほぼ冬眠状態で過ごした。すなわち、非生産的な暮らし方に陥らざるを得なかった。
 さあ、新しいステージでまた頑張ろうと思っている矢先、能登半島に地震。震度6強は大きい。珠洲市の災害現場が次から次に中継され、あらためて地震大国であることを思い起こされた。
 珠洲市内の居酒屋の亭主が嘆いていた。「やっとコロナが終わり、このゴールデンウイークから儲けさせてもらおうと思っていたのに余儀なく休業ですわ」
 東京では火事や殺人事件のニュースの連続。コロナは終息しても、地震や火事、そして犯罪はおさまらない。

村上木彫堆朱

 先月、新潟から親友が上京した時、「村上木彫堆朱」の箸を一膳、頂いた。箱には「新潟県無形文化財」と併記してある。村上といえば鮭。ここの鮭は格別に美味しい。鮭以外に伝統工芸の木彫堆朱が有ることは知らなかった。
 堆朱(ついしゅ)は漆を重ねて彫った赤生地のもので、茶道具でもたまに見かける。調べてみると、堆黒、堆黄も有り、本家本元の中国ではもっと精巧なる技の作品が昔から作られているそうだ。
 かつて津軽塗りのお椀や会津塗りの猪口を頂いたことがある。輪島も有名だ。雪国にだけ生まれた家内職(注:昔は武士の内職)と思いきや、いやそうでもない。香川県も彫漆で人間国宝になった名人(音丸耕堂)を輩出している。
 いずれにせよ、伝統工芸はすばらしい。高額だが、工芸の火を伝承させるためにも日本人の協力が必要。何故ならば、漆は英語で「japan」だから…..。
 

今日の翻訳

 『เมื่อคุณตาคุณยายยังเด็ก เล่ม๒』(ทิพย์วาณี สนิทวงศ์ฯ สตรีสาร社 พ.ศ.๒๕๒๑)の「รถของคุณอา」から出題する。

1.คุณอาคนเล็กนั้นเป็นลูกหัวแก้วหัวแหวนของคุณปู่ จึงถูกตามใจจนออกจะเสียเด็กและได้เปรียบกว่าคนอื่นๆในบ้าน

2.ใครจะดุว่าคุณอาคนนี้ให้คุณปู่ได้ยินไม่ได้ คุณปู่จะโกรธแทนหมดเพราะเป็นคนสุดท้อง อายุอ่อนกว่าหลานหลายคน

3.เมื่อลูกและหลานๆยังเด็กๆเรียนชั้นประถมก็จะเรียนชั้นประถมใกล้ๆบ้าน เดินไปเดินกลับได้ โดยมีพี่เลี้ยงพาไปส่งและรับ คอยหิ้วกระเป๋าหรือกระดานชนวนและขวดน้ำกินไปส่ง ตอนกลางวันก็หิ้วตะกร้าอาหารไปส่ง เพื่อจะได้กินอาหารร้อนๆ

4.เมื่อโตขึ้นเรียนชั้นมัธยมก็ต้องย้ายโรงเรียนซึ่งอยู่ไกลออกไป ตอนเช้าก็ขึ้นรถไปพร้อมๆกันหมด ทั้งลูกคุณปู่และหลานๆที่อยู่โรงเรียนมัธยมทั้งชายและหญิง

5.รถคันที่คุณปู่มอบให้ใช้รับส่งนักเรียนนั้นเป็นรถในสมัยรัชกาลที่๕ ทาสีขาว ขลิบด้วยทองเหลืองขัดเป็นทองงามอร่ามเรือง มีตะเกียงสี่เหลี่ยมข้างหน้า๒ดวง ตะเกียงนี้ต้องจุดด้วยน้ำมันกาส รถรูปร่างประหลาดอยู่ คือทรงเป็นสึ่เหลี่ยม

憲法記念日

 今日は憲法記念日。タイ語に訳せば、「วันรัฐธรรมนูญ 」で、略語は「รธน.」。
憲法=รัฐธรรมนูญ の読み方 → [rat-tha-tham-ma-nuun](注:声調記号省略)。
 一字再読が2度もあるから長い単語になっている。発音は何度も繰り返して慣れるしかない。
 では、次なるタイ語はどのように発音するでしょう?
1)รัฐประศาสน์ 
2)รัฐประศาสนศาสตร์
3)รัฐประศาสน์ประชาธิปไตย
4)นายกรัฐมนตรี
5)รัฐวิสาหกิจ

 

造花 vs 生花

 昨日、蔵前に在る造花の卸売兼小売の店へ行った。この店の前は何度も通っているが、外からガラス越しに見るだけにしていた。しかし、多くの女性達が出入りしている。ついに私も店内に入ってみた。
 私の一足先に入った和装の女性達は、「まず一番上の階までエレベーターで行き、それから徐々に下の階へと降りて来るのがいいかしら?」と言っている。それだけ大きい店舗なんだ。
 私は1階だけにとどめたが、見事な造花であった。色も上品。本物とまがうくらいの出来栄え。つい値段をチェック。本物以上に高かった。店員さんは見事なフラワーアレンジメントを造り上げ、ラッピングをしている。プロだ!
 最近、生花が非常に高い。造花も悪くないなあ。生花は生花の良さが、そして、造花は造花の良さが有る。私は小さなひまわりの造花を9本買った。ウクライナの人々を思って…..。
 

今日のタイ語作文

1.5年前の5月1日から令和元年が始まった。

2.この4年間、コロナやウクライナ戦争等々、暗いニュースばかりであった。

3.防衛費増額問題や少子化問題はこれから先も解決されるはずがない。

4.外国人労働者に期待しても、残念ながら犯罪が多すぎる。

5.願わくば、大災害が発生しないことだ。

ウクライナの歴史

 目下、『物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国』(黒川祐次著 中公新書  2002年)を読んでいる。ロシアがウクライナに侵攻してから1年と2ヶ月余が経過した。専門家達の解説は現在の攻防に関してが中心。次から次へと目まぐるしく展開して行く戦況にはなんともつかみどころが無い。
 そこで、黄金週間を利用して、ウクライナ人の精神的強さを知るためには歴史を学ぶ必要が有ると痛感した次第。読み出してから地図を確認する作業に追われている。何故ならば、時代ごとに周辺諸国の侵略が有り、領土が移り変わっているからである。そして、ローマ帝国、フン族、モンゴル人の征服、その他、ヨーロッパ諸国の民族がオンパレードで出てくる。
 戦争で苦しんでいるウクライナ人を助けることはできないが、ウクライナ人の強靭さをもっと勉強したくなった。

糠味噌臭い声

 今朝、NHKの「奈良岡朋子~俳優、75年の旅」を見た。東京都文京区生まれ。山手で画家の家に育った彼女。品のある語りに納得。広島訛りに苦しんだ杉村春子とは大いに異なる。
 民藝の宇野重吉から注意されたそうだ。「結婚するな。結婚すると女性は声が糠味噌臭くなるから。娘役にはむかない」
 男性が声変わりするのは誰でもよく知っている。しかし、女性にも声変わり? いや、声変わりというよりも話し方の調子が変わるのであろう。妻として母として世間を渡って行くにはなにかと気苦労も多いから…。
 以前、書いたことがあるが、私は盲目の詩人のお宅に伺った折り、その白髪の老人から「あなたは実に声がいいですね」と褒められたことがある。その時、私は彼の耳と感性にうたれた。

今日の翻訳

 昨日のブログで「タイ語教科書の母」を書いたが、FBに綴られた彼女への哀悼文が素晴らしいので、いくつか引用させていただく。

1.มีความเป็นภาษาที่สวยงาม… ฝึกอ่าน… ฝึกเขียน มีความหมายในคำเด็กๆจำง่ายชัดถ้อยชัดคำ… ไม่ล้าหลัง… ลองคิดดูใหม่ทุกคำต้องใช้ในชีวิตประจำวันในชีวิตจริง…ขอบคุณท่านอาจารย์นะคะ

2.ขอบคุณอาจารย์ค่ะ หนังสือดีค่ะ สอนง่าย จำง่าย นักเรียนรู้จักสะกดคำ เรียนจากง่ายไปยาก เนื้อหาสนุก น่าติดตาม

3.ไม่ทันหนังสือรุ่นนี้ค่ะ แต่ได้ฟังจากรุ่นพี่หลายคนทั้งในโซเซียลและคนใกล้ตัวก็บอกว่าเป็นแบบเรียนที่ทรงคุณค่าและเหมาะกับการเรียนรู้ในวิชาภาษาไทย ส่วนตัวเรียนแบบเรียนแก้วกล้าค่ะ ชอบมากเช่นกัน เนื้อหาไม่ซับซ้อน เข้าถึงอารมณ์ของเด็กๆ

4.ชอบมากเลยค่ะ สมัยนั้นเด็กจะสะกดได้เก่งมากๆค่ะ อยากให้นำกลับมาใหม่ค่ะ

5.เติบโตมาพร้อมกับตัวละครในหนังสือจริงๆ ชอบบรรยากาศเรียบง่ายและใกล้ชิดธรรมชาติในแต่ละบทเรียนมาก ชอบความสัมพันธ์ของคนในครอบครัว เพื่อน สัตว์เลี้ยงด้วย สร้างความอบอุ่น อ่อนโยนในหัวใจเด็กๆได้มากเลยค่ะ

タイ語教科書の母

 昨夜、元タイ人講師からラインでFBの転送があった。開いてみると、私に似た顔の女性の写真が目に飛び込んで来た。多くのタイ人が彼女に哀悼の言葉をささげているではないか。
 その方のお名前は、อาจารย์รัชณี ศรีไพรวรรณ(1930-2014 84歳)。昔のタイ語教科書(小学1年~6年)を考案した先生である。私も大変にお世話になった。今から30年前に習った生徒であれば、登場人物の มานี มานะ ปิติ ชูใจ วีระ เจ้าแก่をよく覚えているはずだ。最初は150語の基礎タイ語で話をまとめ、次第に語彙を増やして行くという方法を取られた教科書は、話の内容がいかにもタイ的で印象に残った。しかし、タイの発展とともに内容が現代に合わなくなり、別の教科書に移行された経緯が有る。
 或るタイ人の投稿を引用させていただく。
 「ถึงแม้ว่าคุณครูรัชณีะจากโลกนี้ไปแล้ว แต่ขอให้ดวงวิญญาณของคุณครูทราบไว้เถิดว่าวรรณกรรมชิ้นเยี่ยมที่คุณครูได้เรียงร้อยเรื่องราวไว้นั้น ยังคงตราตรึงเป็นความทรงจำที่ดีให้กับเด็กในช่วงปี พ.ศ.๒๕๒๑ ถึง พ.ศ.๒๕๓๗ นับล้านคนมีความสุขอยู่บนสวรรค์นะครับครู」