茶道では「お道具拝見」というのが有り、その際、主客から必ず茶杓の銘を聞かれるので、亭主は季節に応じた銘を考えておかなければならない。
五月の季語で一番よく使われるのは「薫風」だ。「新緑」、「青葉」、「若葉」、「立夏」、「向暑」、等もいい。「走り梅雨」というのもそろそろ…..。
しかし、日頃から風流に生活しているわけでもないから、咄嗟にこれらの季語が頭に浮かばないことがある。そういう時は、茶道では「一期一会」とか「和敬」と答えれば無難であると、昨日の稽古で教わった。
帯締
先日、銀座へ行った時、呉服店で帯締を買った。定価1万4千円が5千円だったからである。帰宅してその帯締をよく見ると中国製であった。道理で安いはずだ。
着物の仕立ては中国を越えてベトナムでなされていることは知っていたが、和装の小物までもがもはや国内ではない。着物を着ても、体だけが日本製で、あとはすべてアジア製。そういう日も近いであろう。
帯締は着物の要である。どんなに美しく着物を着ても、帯締で帯を締めないと帯が垂れてしまい見苦しくなる。そして人々の視線は帯締にも厳しく注がれる。
日本で帯締を織っている方達は大勢おられるが、出来上がった時の値段はおそろしいほど跳ね上がっている。美しいが高すぎる。日本の伝統文化が先細りになることは悲しいかな否めない。
今日のタイ語作文
1.昨日、クリーニング店に毛布を取りに行ったがまだ工場から届いていなかった。
2.仕上がりが予定日より10日ほど遅れると言われた。
3.理由は人手不足と流通のとどこおりだ。
4.いずれの店も人手不足の問題をかかえている。
5.昔と違って、条件の良い仕事を選ぶ人が多いから、雇い主は頭が痛い。
ต้นหางนกยูง(火炎樹)
元タイ人講師から久々にラインが有った。
「ต้นหางนกยูงที่โรงงานปลูกไว้ตั้งแต่สูงขนาด๕๐เซนติเมตร ตอนนี้ให้โตมโหฬาร สีแดงจัด แทบไม่มีใบเลยค่ะ」
同時に送信された火炎樹の美しい写真と動画を見ながら、タイの植物の熱量を感じた。日本の桜とは真逆の輝きである。いずれも甲乙つけがたし。
今、王宮前広場の近くのタマサート大学で火炎樹が咲き誇っていることを想像するだけで楽しくなる。タイの寺院の屋根の色と全く遜色がない。やはり赤橙色はアジアのビタミンカラーである。
外国語は何語でも難しい
世界初の民間人宇宙飛行士である秋山豊寛氏(1942年生 80歳)が1990年12月に宇宙へ行った時のことはいまだによく覚えている。何故ならば年齢が近かったので興味津々であったから。
彼の述懐の中に、「訓練には耐えられたが、ロシア語の勉強はとてもつらかった」という文章が有る。それを読んだだけでロシア語がいかに難解であるかが十分に伝わってきた。
いずれにせよ外国語は何語でも難しい。小さい時から親しんでいれば耳も慣れ発音も良くなる。環境を整え、関心を持続させていくことが大切だ。
一昨日、教室の近くのミャンマー料理店に入った。店員は日本語ができない留学生。彼の発音が聞き取れないことに自分の耳を疑った。かつてミャンマー語を習ったことがあるが何ひとつ身についていないことだけがわかった。
今日の翻訳
『สวยด้วยสุขภาพ』(รัชนี มหาคำ編集 ธนบรรณปิ่นดกล้า社刊 出版年不記載)から出題する。
1.การออกกำลังกายสามารถป้องกันโรคร้ายหลายชนิด
2.โดยเฉพาะโรคที่เกิดจากการเสื่อมสภาพของอวัยวะ อันเนื่องจากมีอายุมากขึ้นประกอบกับมีปัจจัยอื่นๆในชีวิตประจำวัน
3.เช่น การกินอาหารเกิน ความเคร่งเครียด การสูบบุหรี่มากหรือกรรมพันธ์ุ
4.โรคเหล่านี้ ได้แก่ โรคประสาทเสียดุลยภาพ หลอดเลือดหัวใจเสื่อมสภาพความดันเลือดสูง โรคอ้วน โรคเบาหวาน โรคข้อต่อเสื่อมสภาพ เป็นต้น
5.ผู้ที่ออกกำลังเป็นประจำมีโอกาสเกิดโรคเหล่านี้ได้ช้ากว่าผู้ที่ขาดการออกกำลังกาย หรืออาจไม่เกิดขึ้นเลยจนชั่วชีวิต
シーン先生
昨日(5月8日)から授業を再開した。「月曜日18:00」のクラスを担当しているシーン先生はいつも通りお元気な様子で講義に来てくださった。だが、どこか違う。そうだ。彼女の顔からマスクが消えている。
彼女の顔をしっかりと見たのは昨夜が初めてであった。彼女の初出講は2年前の4月から。だからコロナ禍の真っ最中。この2年間、まじめによく頑張ってくださった。感謝である。
彼女は歯医者さんだ。目下、東京医科歯科大学で博士号取得のために研究にいそしんでおられる。8歳の時から日本語を勉強しているそうだから、雰囲気も仕草ももう完璧なまでに日本人。洋服の色合いも日本人的。
彼女の顔を見ながら、何とまあ可愛いことかと思った。だが、彼女はまだ私の顔を知らない。何故なら私はいまだにマスクをしているから。
お盆休みまで頑張ろう!
黄金週間が終わった。今日からは普通の日。日常生活をうまく取り戻そう。昨日会った子供達は学校に行きたくないと言った。その気持ち、よくわかる。
泰日文化倶楽部も今日から再開。一日の寒暖差が多々ある故、体調管理にエネルギーを要するが、それだけにだけ時間を費やすのはもったいない。やはり、なにごとかを為し、結果を出していくべきであろう。
次回の長期休みは3ヶ月先のお盆休み(8月8日~21日)になる。それまで意識して、楽しく明るく頑張ろう。
日本人は辞書を引いて訳すのは得意だ。弱点はヒアリング。そして、自分の意見を表明するのも不得手。自分の弱点を認識し、自分で解決していこうではないか。
今日のタイ語作文
1.先日、造花店でひまわりの花を買った。
2.茎につけられたタグには次なる注意事項が書かれていた。
3.火気に近付けないでください。
4.高温になる場所での保管、ご使用はお避けください。
5.幼児の手の届かない所にて保管、使用してください。
6.本来の用途以外は使用しないでください。
新型コロナ緊急事態宣言解除
昨日(2023年5月5日)、WHO(World Health Organization 世界保健機構)が新型コロナ緊急事態宣言を解除すると発表した。3年3ヶ月ぶりだそうだ。まずはほっとしている。
恐怖の3年3ヶ月。失われた3年3ヶ月。疑心暗鬼の3年3ヶ月。親戚や友人達と疎遠になってしまった3年3ヶ月….。仕事は激減。しかし年はとる。高齢化との葛藤の中、ほぼ冬眠状態で過ごした。すなわち、非生産的な暮らし方に陥らざるを得なかった。
さあ、新しいステージでまた頑張ろうと思っている矢先、能登半島に地震。震度6強は大きい。珠洲市の災害現場が次から次に中継され、あらためて地震大国であることを思い起こされた。
珠洲市内の居酒屋の亭主が嘆いていた。「やっとコロナが終わり、このゴールデンウイークから儲けさせてもらおうと思っていたのに余儀なく休業ですわ」
東京では火事や殺人事件のニュースの連続。コロナは終息しても、地震や火事、そして犯罪はおさまらない。
